Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

知財全般(特許や著作権)

地理的表示「西尾の抹茶」

GI登録の撤回 2020年2月3日の日経新聞で、愛知県の西尾茶協同組合が、取得した地理的表示(GI)の登録を撤回するという記事を見ました。 西尾の抹茶GI取り下げへ 地元組合国に申請、全国初 :日本経済新聞 地理的表示の撤回は、全国初 流通面のメリットがない…

インハウス弁護士の増加

10年前の7倍(2418人) 2020年1月27日の日経夕刊の「ニュースぷらす」にインハウス弁護士の増加という記事がありました。 弁護士の仕事なぜ多様化? 会社・役所・学校も舞台に|出世ナビ|NIKKEI STYLE 日本の弁護士数は4万人。10年前の1.6倍。法科大学院で…

TMIがコンサルに変身

監査法人系の法律業務への参入 2019年12月23日の日経に、TMI総合法律事務所が、総合コンサルティング事務所への変身中という記事がありました。 TMI総合、コンサルに変身へ 監査法人系参入に危機感 :日本経済新聞 12月3日にベンチャーキャピタルを設立 第1号…

エンゼルのほっぺ

森永のエンゼル・スマイル・プロジェクト 2019年12月3日の朝日新聞に、森永製菓が川崎市の菓子店に、休眠特許をライセンスして成功しているという話が出ています。 抹茶などに含まれるカテキンと、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールを一定の割合で…

産業(意匠)革命、スプーンからスマホへ

意匠が伸びている 2019年12月10日、弁理士会の研修会に参加しました。タイトルは表題のものです。サブタイトルに「米国における意匠の保護と権利行使についての戦略」とあります。 講師は、McAndrews事務所のChristopher V. Carani氏です。 英語の勉強になる…

知財訴訟 国と経済界の対立

協調へ 法務省が仲立ち 2019年11月25日の日経に、知財訴訟についての記事がありました。 知財訴訟 使いやすさ追求 国と経済界 対立から協調へ 米中欧に後れ 危機感共有 :日本経済新聞 今年の特許法改正の「査証制度」導入。経団連や知的財産協会の委員が外れ…

グーグルへ、ニュースの対価請求

フランスメディア団体の訴え 2019年11月22日の朝日新聞に、グーグルが自社サイトに新聞社などの配信記事の一部を表示してることについて、著作権料を支払うようフランスメディアや組合が、フランスの競争委員会に訴えたという記事がありました。 2019年10月2…

知財のただ乗り

中国と知財制度の今後 2019年11月22日の日経のフィナンシャルタイプむのチーフ・エコノミスト・コメンテーターのマーティン・ウルフさんの、コラムを読みました。 (中国の)「知財『ただ乗り』は悪か」というタイトルのもので、技術流出は結局は不可避であ…

はらぺこあおむし

知的財産権の売却 2019年11月7日の日経に、「はらぺこあおむし」の絵本作家、エリック・カールさん(90歳)が、知的財産権を出版社に売却するという記事がありました。 人気絵本の知財売却 「はらぺこあおむし」作者 :日本経済新聞 売却先は、米出版大手のペ…

セミナーに参加しました(応用美術の再検討2)

応用美術の保護(日本) 2019年11月16日の早稲田大学のセミナーの続きです。 元裁判官の岡本岳弁護士・弁理士の話は、BAO BAO事件、ゴナU事件、TRIPP TRAPP事件ですが、各事件とも著作権侵害だけではなく、不正競争防止法や、一般不法行為法、が合わせて請求…

セミナーに参加しました(応用美術の再検討1)

応用美術の保護(フランスとアメリカ) 2019年11月16日、早稲田大学で行われた、早稲田大学知的財産法制研究所(RCLIP)主催、デザインと法協会(JADELA)共催の、応用美術の保護に関するセミナーに参加しました。 「デザインと法協会」に興味があるのですが…

応用美術セミナー

応用美術保護の再検討―近時のCJEU判決を背景として―(仮称) 以前の会社のデザイナーの方から紹介を受け、早稲田大学知的財産法制研究所の主催、デザインと法協会が共催の、セミナーに参加することにしました。 応用美術セミナー(2019年11月16日) – 早稲田…

バウハウス開校100年

各地でイベント 2019年10月14日の朝日新聞の「文化の扉」に「バウハウス 造形に革新」という見出しでバウハウスの紹介記事がありました。 今年はバウハウスがドイツのワイマールで開校して100年ということで、各地でイベントがあるようです。 「バウ」は建築…

意匠法改正の説明会

弁理士会意匠委員会メンバーからの説明 2019年10月31日に弁理士会館(商工会館)で開催された、「意匠法改正の概要とその実務上の留意点」という研修会の講義を受けました。講師は、弁理士会の意匠委員会のメンバーです。 (法律等) 2018年5月23日付のデザ…

「知財・経営一体で成長を」の記事

IPランドスケープで、何を分析するか 2019年10月14日の日経の渋谷高弘編集委員の標記の記事を見ました。見出しには「日本の特許戦略、40年進まず」とあります。 日本は1970年代に世界最多の出願国に 2002年に小泉首相が「知財立国宣言」 しかし、2010年代に…

特許出願 中国が8年連続首位

世界の半分が中国出願 2019年10月16日の日経に、2018年の中国の特許出願件数が前年比12%増の154万件であり、世界全体の5割近くを占め、8年連続で首位になったという話がありました。 中国の特許出願、8年連続首位 世界全体の半分占める :日本経済新聞 中国…

ANAQUA(アナクワ)が拡大

資生堂、ソニー、キヤノン、ホーガン・ロヴェルス、東京エレクトロン、IHI 2019年10月10日のjiji.comで、資生堂が知財管理システムとしてANAQUAを採用したという記事を見ました。 記事は、極簡単なものなので、ANAQUAのサイトなどで、ANAQUAのことを調べまし…

バンダイナムコがガンダム版権を掌握

創通を完全子会社化 2019年10月12日の日経に、パンダイナムコが創通を完全子会社化して、ガンダムの版権を完全掌握し、アジアへの攻勢をかけるという記事がありました。 バンダイナムコ、ガンダム版権を完全掌握 創通を完全子会社化 アジア攻勢へ機動力アッ…

クラウド型知財管理システム

知財管理 2019年9月号 知財管理誌の9月号に、知財協会の情報システム委員会の第3小委員会の、「知財管理システムによる業務効率化に関する調査」という論説がありました。 クラウド型知財管理システムが導入されつつある 委員会所属企業とシステムベンダに…

中国の著作権登録

商標でも活用できる 2019年9月19日の特許ニュースに、中国における著作権登録の話が出てます。BLJ法律事務所の遠藤誠弁護士の解説です。 参考になったのは次のような点です。 中国の著作権登録は、2018年に約345万件(一般の著作物が235万件、ソフトウェアの…

知財立国は車頼み

財務省のサービス収支(速報)と総務省の科学技術研究調査 2019年9月16日の日経に、「知財立国」足元は車頼みという記事がありました。財務省の国際収支のサービス収支に知的財産権等使用料の速報が出ており、それを受けた記事と思われます。 「知財立国」足…

「フォント使用上の留意点」

知財管理 2019年9月号 知財管理の9月号に、藤本豪弁護士の「フォント使用上の留意点」という解説がありましたので読んでみました。 へーそうなのという解説でしたので、ポイントをメモしておきます。 1.タイプフェイスとフォントの違い タイプフェイス(書…

プラットフォーマーの法的責任強化

EUディレクティブ 2019年8月19日の日経で、EU著作権指令が6月に発行して、YouTubeやfacebookのようなプラットフォーマーへの規制が強化されるという記事がありました。 著作権保護 EUの大転換 プラットフォーマーに法的責任 「事実上の検閲」批判も :日本経…

平等院鳳凰堂のジクソーパズル

差止を求めて京都地裁に提訴 2019年8月14日の朝日新聞に、平等院鳳凰堂の写真を使ったジクソーパズルを販売している東京の玩具会社の「やのまん」に対して、平等院が、京都地裁に販売中止と在庫廃棄、20万円の損害賠償を求めた裁判を起こしているという話が…

北大サマーセミナー(4日目 その2)

不正競争防止法改正~ビッグ・データの保護等~ 2019年8月18日の最終日は、田村先生のビッグ・データの保護です。 前半は、フリーライドや模倣やイノベーションのインセンティブの話で、すんなり聞いていましたが、不正競争防止法でビッグ・データを保護する…

北大サマーセミナー(4日目 その1)

店舗等デザイン、営業形態の保護 2019年8月18日は、最終日で、田村先生のお話しでした。午前中は、上記のテーマで、コメダ珈琲の事件であり、意匠法の改正につながるものです。 ●まず、仮処分事件のコメダ珈琲事件を、写真を使って、詳しく説明されました。…

北大サマーセミナー(3日目 その2)

ファッションロー 2019年8月16日のセミナーの午後の部は、青木先生のファッションローでした。最近、ファッションローという言葉を聞くようになりましたが、何を指すのかと思っていました。 ファッション企業やファッションデザイナーが通常直面する法的問題…

北大サマーセミナー(3日目 その1)

平成31年意匠法改正の評価と課題 2019年8月17日、北大サマーセミナーの3日目は、青木先生の話でした。今回、参加した一つの目的は、意匠法の改正の話や、ファッションローの話を聞きたいなと思っていた点です。まず、意匠法改正です。 2018年5月に、経産省と…

北大サマーセミナー(2日目 その2)

韓国法の現状 2019年8月16日の北大のサマーセミナーの2日目の続きです。 著作権は、私には難しかったなという印象でしたが、こちらは分かりやすく教えていただきました。 まとめで仰っていましたが、 韓国では、大きな流れとして、ベンチャー保護・育成とい…

北大サマーセミナー(2日目、その1)

平成30年著作権法改正、海賊版対策の功罪 2019年8月16日は、サマーセミナーの2日目です。 この日は、慶応大学の奥邨弘司教授の著作権法の話と、韓国のKIM & CHANGの韓(ハン)弁護士の韓国法の最近の話題です(韓先生の話は、次回に)。 奥邨先生は、以前勤…