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Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

人口の東京集中

大阪が人口減

2017年4月15日(土)の日経に、総務省の2016年10月時点の人口推計の記事がありました。記事がポイントとしているのは3点でした。

www.nikkei.com

  1. 外国人労働者> 外国人の純流入が13.6万人で過去最大の人数で、純増は2013年から4年間続いている。貴重な働き手としての外国人の存在感が増している。厚生労働省によると外国人労働者数は108万人で初めて100万人の大台を超えた。中国のほか、ベトナム、ネパールなど出身地域の幅が広がっている。
  2. <女性> 労働力となる15歳~64歳の生産年齢人口は低下している。その中で、女性は男性よりも340万人多く、子育て支援を軸に女性の活躍を促す仕組みが必要。
  3. 都道府県別> 人口増の都道府県は東京、沖縄、愛知、千葉、神奈川、福岡まで。東京は0.80%の人口増。残りの40都道府県は人口減。大阪もー0.08%の人口減。大阪市へは人口流入は続いているが、大阪府全域で見ると減少している。

コメント

3つの角度から分析している記事でした。人口減を止めるには、外国人移民が一番の手ですが、日本ではその方法についての議論は盛り上がらず、子育て支援(保育園の充実、出生率の向上策)、女性活躍(配偶者控除の廃止など)、高齢者活用(定年の65歳までの延長、高齢者の定義を75歳にするなど)の後の議論とされています。

世界の人口は過剰ですので、地球のことを考えると、外国人移民しかないのですが、昨今の欧州やアメリカを見ると、移民は大変であることわかります。人口の5%を超えると、社会問題が起こると聞いたことがあります。

 

さて、気になったのは、大阪の人口減です。3大都市圏では人口増と思っていたのですが、ついに大阪が人口減になりました。名古屋圏はトヨタをはじめ、自動車業界が活発ですので元気ですね。大阪人として、大阪の家電、医薬品、化学などにはがんぱって欲しいと思います。

梅田(大阪駅)に行くと、東京の街にまったく負けていません。ビルもお店もなかなかのものです。テレビのキー局もあります。街もカラフル(特に女性の髪の毛の色は明るい)で、官庁が無い、大使館が無い、世襲の上流階級がいない分、自由都市で非常に良いと思います。最近、汐留から虎ノ門京都、奈良、神戸を含めた文化の集積度は東京は遠く足元に及ばないのですから、新しい産業さえあれば、住みやすい街だと思います。

ただ、大阪人自身が、現実を直視しないところもあります。大阪府大阪市の人口が神奈川県・横浜市の人口を抜いたのは、各々、2005年・1978年です。特に、大阪市は、私がまだ中学生のころです。そのとき、軽くニュースで流れたのですが、その後、大阪ではこのニュースを聞いたことがありません。いまだに、日本第2の都市と思っています。現実を直視しないことが、問題を根深くする典型です。

外国人、女性、高齢者とありますが、大阪の活性化も同じレベルの問題です。日本の経済全体に対する政府・地方公共団体のセクターの占める割合の大きさが、東京一極集中問題の根底になりますので、最近は下火になっていますが中央官庁の移転や小さな政府がないと解決しない問題だと思います。

大阪の活性化を大阪府大阪市の自助努力に任せるのではなく、もっと国家レベルの問題と考えてほしいのですが。

大阪は東京に比べて、電車が空いていますので、住みやすい面もあります。