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Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

パナソニックの外部人材登用

樋口泰行氏が社内カンパニーの社長に

2017年4月21日(金)の日経に、松下電器を飛び出し、アップル、ダイエー社長、日本マイクロソフト社長を務めた樋口さんが、パナソニックの社内カンパニーのコネクティッドソリューションズ社の社長(会社としては専務役員)になったことなどについての特集記事がありました。

www.nikkei.com

6月からは、4人しかいない代表取締役になるようです。「若気のいたり」で飛び出したが、「恩返ししたかった」という言葉が載っていました。

その他、パナソニックは、外部人材を多数登用しているようです。

記事には紹介されていませんが、社外取締役に冨山和彦さんがおられます。

 

コメント

樋口さんは、元松下産業機器㈱の技術者で、パナソニックOBでは一番の有名人でしたので、パナソニックにいたときに、話題にのぼることがあった人です。

  • 会社派遣でMBAを取られ、社外に転職した人ということ
  • ダイエー社長のときは苦労されていたこと
  • マイクロソフトでは、社名に「日本」をつけるということをしたこと

以上が、私の知っているすべてですが、是非、パナソニックの停滞状況を打破してもらいたいと思います。

樋口さんのいいところは、パナソニック経験があるという点と思います。パナソニックは、歴史のある会社ですし、創業者の経営理念が重要な会社ですので、そのあたりと欧米流の経営戦略やビジネス感覚のようなものをうまくミックスさせる必要があるような気がします。

なお、マイクロソフトの日本法人の社名に「日本」をつけたのは、グルーバル企業としては、珍しい解決策であり、それを樋口さんが米国本社に掛け合って認めさせたと記憶しています。日本のインナー企業になるという趣旨です。特に、ジャパンではなく、「日本」という選択肢は、非常にしっかりした会社という印象を与えます。「マイクロソフト」という会社は、なんとなくですが、業務運営が翻訳調で、バタ臭い会社でしたので、理解はできます。

ただし、通常、グローバル企業の現地法人は、「ABCジャパン㈱」や「日本ABC㈱」という方法を避け、単に「ABC㈱」と名乗る方向性です。これは、法人格こそ日本法人であっても、ABCの日本法人は、グローバルABC社の日本での総責任窓口ですということを鮮明にする趣旨であり、ジャパンや日本を抜くのが良いのではないかと思います。樋口さんは、この方向とは全く逆の選択をさせたのは印象的でした。