Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

行ってきました(落語)

庚寅長月の会 戸塚講演

2017年11月12日の日曜日の午後13:30-~15:30ごろまでですが、近くの戸塚さくらプラザホールで、開催された5名の落語家の会に行ってきました。

totsuka.hall-info.jp

 

落語を聞くのは、1月に大阪の天神橋の繁昌亭に行って以来です。と言っても、寄席に行ったのは繁昌亭がはじめてでした。

 

今回は、家の近くでやっていたので、当日申込で、一人でぶらりと行きました。チケットは、横浜市民は2000円ですが、400名以上入る会場が満席です。客層は、平均年齢70歳以上という感じです。

繁昌亭は、40歳代~50歳代が中心でしたし、デートで来ているような若い人も多かった記憶があり、東京の寄席でも、大阪の繁昌亭と同じぐらいの客層と思います。しかし、戸塚は、住宅地でしたので、お年寄りが多かったのだと思います。

 

出演者は、三遊亭鬼丸、蜃気楼龍玉、林家きく麿、入船亭扇里、柳谷小せん、というメンバーでした。残念ながら、名前を知っている方ではなかったのですが、写真を見た段階で面白そうだなと直感できるメンバーでしたので大丈夫です。

 

はじめに、アイスブレークとして綾小路きみまろさんのように、年寄をからかう自虐ネタから始まりました。これがなぜか年寄には受けるのです。

 

5名いますので、元気のいいネタ、色っぽい話、まじめな落語、色ありました。休憩を入れて、合計3時間弱ですので、一人、30分程度は話されていたのだと思いますが、そんな感じはありません。あっという間に終わりました。

 

それまで落語というと、大阪出身ですので、子供のころテレビでよく見ていた、米朝松鶴や仁鶴や枝雀といった上方落語が中心です。

この10年程度、飛行機で東京大阪を往復することが多かったので、機内で音楽の代わりに落語を聞くことも多かったように思います。

立川談志のCDを聞いていたこともあります。

 

そのようなテレビやCDといったメディア系のものと、実際の寄席やライブの違いは歴然ですので、次は、是非、上野などの寄席に行ってみようと思います。

 

実は、東京の落語にはちょっと苦手意識がありました。チャキチャキの江戸っ子弁というか、東京弁というか、言葉の問題です。

単なる発音、イントネーションの違いを超えた、文化の違いなのだと思いますが、江戸落語には苦手意識がありました。

 

しかし、それは杞憂でした。この5名の落語は大丈夫でした。聞くと、5名の中には長野県や九州出身者もいるということで、これなら、大丈夫です。食わずぎらいは駄目ですね。

 

ちょっとした落語解説もあり、落語を見るのは頭をつかうので途中に色物で紙切りやマジックがあること、落語家人口が逆ピラミッドになっており、所属の落語協会では、前座30名・二つ目50名・真打210名など、面白い話もありました。