41地域で図柄入りが選べる
2018年5月22日の日経で、10月から車のナンバープレートで、地域の図柄の入ったものを選ぶことができるという記事がありました。
- 各地の名所やイメージキャラクターの図柄
- 全国41地域
- 国土交通省が募集
- 10月から順次交付。1000円以上の寄付でカラー。寄付しない場合はモノトーン
- 図柄は自治体が提出し、視認性を考えて色合いやデザインを調整
- 熊本は、くまモン。奈良は五重の塔や鹿
- また、ご当地ナンバーも17地域が追加。知床、伊勢志摩、出雲など。計133地域
コメント
国土交通省のWebサイトでも紹介があります。
ラグビーワールドカップのプレート、オリンピックのプレート、地域のプレートと続いており、今回は、地域のものです。
41の具体的図柄は、次にPDFで公表されています。地域の特徴が理解できて良いなと思います。岩手が銀河鉄道の夜、成田が飛行機が飛ぶ街、福井が恐竜、福山のカープ、高知のはりまやばしとカツオ、大分の温泉、などが面白いところでしょうか。カープは、福山ナンバーなんですね。
http://www.mlit.go.jp/common/001234936.pdf
国土交通省のWebサイトには、つくばの事例が載っています。
つくばは筑波山の絵なのですが、1000円の寄付金ありはカラーの絵で、寄付金なしの場合はモノトーンの絵になっています。
報道発表資料:ナンバープレートを活用して地域の魅力を全国に発信! - 国土交通省
まったくの白は選べないということなのでしょうか?
つくば市のWebサイトで、つくば市での取り組みを見ることができます。
つくばナンバー地域の図柄入りナンバープレートデザインが決定しました! 守谷市公式サイト-Moriya City
図柄は、ダイヤモンド筑波の絵とあります。
デザインについてのアンケートもやったようです。
全体に今回の取り組みは、国土交通省版の地域おこしという感じです。1000円というのは製造コストから考えると破格に安い気がします。国の予算がないと出来ない事業ではないでしょうか。
東京オリンピックで、東京に来た外国人に、地方にまで来てもらうのが政策目標だとすると、地域ナンバーの車が東京に集結し、デモンストレーションするようなイベントも有りだと思います。
海外メディアへの広報活動も重要です。海外広報経験者に対する需要はますます広がりそうです。
オリンピックのナンバープレートは、すでに昨年10月から交付されていて、寄付金があると小さな東京オリンピックのロゴ+光のようなデザインのもので、寄付金がないと小さなオリンピックのロゴだけのものとなっています。こちらは期間限定の交付とあります。
まだ、オリンピックのプレートを、東京の街中で、見かけないように思いますが、これらも徐々に増えてくるのでしょうか。
特に、今回の地域のナンバープレートは、車のデザイン、特に車体の色との相性もありそうです。実際に走っているところを見てみたいと思いました。