Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

買ってみました

英単語の語源図鑑

2018年9月1日の日経の書評欄で紹介があった、「英単語の語源図鑑」をアマゾンで買いました。 

英単語の語源図鑑

英単語の語源図鑑

 

まだ、パラパラめくっている段階なのですが、この種の本としては大ヒットしているそうです。第1刷が2018年5月23日で、私の買った本は、2018年8月21日の第9刷とあります。毎週のように増刷している計算になります。帯には、10万部突破とあります。

 

語源は、英単語の数を増やすために、重要なアプローチということですが、難解な本が多く、ハードルが高かったようです。この本は、そこをイラストを活用して理解しやすくしています。

著者は、3名おられるようですが、筆頭の清水さんは、高校の英語の先生だそうです。他の2名の方は、イラスト原案を考えた英語の先生(イラストレータでもある)と、実際にイラストを描いた方という組合せです。

 

全体に、1000の単語の語源が解説されているそうです。この考え方を身につければ、10,000語レベルの単語力となるとのことです。

ネイティブの英単語力は、30,000語。東大入試レベルで6,000語。10,000語というのは、ノンネイティブとして、十分なレベルということです。

 

英単語には、接頭語+語根+接尾辞で成り立っており、この3つの意味を、例えば、attractionは、接頭辞(at:~の方へ)+語根(tract:引く)+接尾辞(ion:名詞を作る)で、「引くつけるもの」、したがって、「魅力」と説明されています。

 

1000語の英単語ですが、TOEICで良くみるものもあれば、案外知らない単語もあります。知っている単語で、語源の考え方を理解して、知らない単語で、語源で意味を想像する訓練ができる感じです。

 

通常、英単語を覚えるときは、英文中での使用例に何回もあたることで覚えますが、語源の方法では初見でだいたいの意味が推測できます。

本書では、これは、漢字の偏と旁(つくり)の関係と同じと説明しています(漢字では偏と旁から、ある程度、意味が想像できます)。

 

コメント

あれこれ読むべき本や記事があり、一つの本を、体得するまで時間をかけてじっくり読むことは、最近ほとんどないのですが、この本は、その価値がありそうです。

 

英語は、この1年半、鋭意修行中です。外国商標の権利取得についての英文を読んで日本語にしてクラインアントに伝える、また、クライアントの要望を英語にして送るという、コレポンの繰り返しです。

仕事は、専門用語が多いので、だんだん慣れてはきましたが、まだこれで良いという感じはありません。

 

また、この1年3ヶ月、毎週、英語の学校にも通っており、その宿題(日課のようなもの)を毎日1時間程度やっています。

そのためか、定期的に受けている、TOEICの得点も、1年で45点ぐらい上がり、上向きではあるのですが、自分なりの目標達成には、もう少し時間がかかりそうです。

 

弁理士試験の受験のときも、2年で受かるかと思ったのが、4年かかりました。TOEICも1年で目標に到達したかったのですが、目標まで、この後どのぐらいかかるのか、分かりません。

 

まあ、あきらめずに前に進むしかありません。