2021年に、3000店舗に
2018年9月20日の日経に、アマゾン・ゴーがは、2021年までに最大3000店舗のレジ無しコンビニの開業を目指しているという記事がありました。www.nikkei.com
- 米ブルームバーグ通信の報道
- 現在は、4店舗。シアトルとシカゴ
- 今後、ニューヨーク、サンフランシスコなど大都市で急拡大
とあります。
ブルームバーグの日本語版の記事には、
- ジェフ・ベゾス氏は、アマゾンが実店舗での買い物体験を新たに考案する際に、慌ただしい都市部での食事時の時間の浪費をなくすのが最善策と考えている
とあります。
また、ブルームバーグの英語版の記事には、
- 今年末までに約10か所
- 2019年に大都市圏に約50カ所
- 2021年に3000店舗がオープンする
という数字が載っていました。
コメント
2018年中に10か所か、2019年中に50か所のオープンというのは、常識的ですが、そこからの拡大は急拡大です。
2019年までに、技術やアマゾン・ゴーのセールスポイントを明確にして、フランチャイズでもするのでしょうか?
AMAZON.comで買い物をしていても、AMAZONから送られてくることもあれば、他の事業者から宅配便で送られてくることも多く、これなどは、ある意味で、ブランド貸しビジネスであり、フランチャイズに似ています。
その意味では、アマゾンが実店舗でもフランチャイズを導入しても、おかしくはないように思いました。
最大3000店舗という数字ですが、どのぐらいのイメージというと、米国のスターバックスが8000店舗、日本のスターバックスが1300店舗程度の数字のようです。
また、アメリカのセブンイレブンが、8,378 店(2016年のニュースリリースから)とあります。
だいたいの規模のイメージはつかめます。
ブルームバークの記事にある、コンビニ型にするか、プレタ・マンジェ(Pret a Manger)のような店にするか検討しているという点ですが、プレタ・マンジェを知りませんでした。
英国に本拠のある、カフェような、サンドイッチ店のようなお店のようです。画像を見ていると、調理済みのサンドイッチの入った冷蔵庫の画像が多くあります。また、イートイン・コーナーもあるような感じです。
そういう意味では、今のアマゾン・ゴーは、最終形態ではないということなんだと思います。
日本には、アメリカ以上にコンビニがあるので(日本のセブンイレブンは、18,860店とあります)、アマゾン・ゴーの開業の余地は少ないのかしれませんが、技術が面白いので、是非、展開して欲しいなと思います。