Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

読んでみました

英語は「英語で学ぶ」とうまくいく

事務所の近くの、虎ノ門の本屋に平積みされていたので、買いました。 

 6年前の「英語で学べば英語はできる」(国際語学社)の改訂新版ということです。

 

英語の学習レベルを10級から4段まで、14段階にレベル訳をして、その時に、格段階でどの程度の時間をかけて、教材として何を使用して、どのような努力をすると、次のステップに移れるかを説明しています。

TOEICや英検換算もできるようになっています。

 

市販の教材を多数紹介しているのが特徴です。教材自体が変わっていきますので、6年経てば、新版を出して、アップデートが必要なのだと思いました。

 

英語をトレーニングと捉える点とか、一定時間のトレーニングが必要という点とか、音読や速音読からスタートして徐々に黙読に入る点とか、今通っている英語学校とよく似たメソッドで書かれており、説得力があるように思いました。

 

月50時間の学習時間を捻出することが、ベースとあります。これを達成するには、週12時間ぐらいが必要になります。そうすると、平日は毎日1時間、土日は各日3.5時間となります。週30時間では、昇級に倍の時間がかかるとあります。

 

TOEIC800点ぐらいがこの本の1級とあり、TOEIC900点ぐらいが初段と設定されているのですが、この間、300時間で達成可能とあります。週50時間のトレーニングをすると6ケ月で達成できることになります。私はここで、1年半ぐらい格闘中です。

ちょうど、私も週50時間ぐらいは、トレーニングしているように思いますが、900点をクリアーするのは、まだ目標のままです。

 

英検3級取得後ぐらいのときから、この本で記載されているメソッドでやり続けていると、基礎がしっかりしており、また、勢いがついており、達成可能なのかもしれません。

 

文法は、CambridgeのBasic Grammer in Use、Engish Grammer in Use、Advanced Grammer in Useを使うとあります。本屋さんで見ましたが、分厚いものです。

 

音読、Reading、Listening には、Oxford Bookworms の音声付のものを使用し、何も見ずにヒアリング、テキストを見てのヒアリング、シャドーイングを、5回行うというセットを、各級の指定冊数、行う必要があります。

 

このあたりが、英語を英語で学ぶというところだと思います。 

 

Writing の練習には、ノートに写すことや、短いエッセーを書くことを勧めています。

 

Speakingの練習は、めだったものはありません。有段者になったあとに、演説を聞くよう記載がありました。

 

あと、語彙では、Duo 3.0を勧めています。これは、本屋でよく見ますが、実際に使ったことがありません。

 

途中、発音記号の読み方を最初にすること、前置詞の使い方の本を途中で読むことなど、色々な書籍の紹介や指示があります。

 

本代や、TOEIC受験費以外でお金はほとんどかかりませんが、約1年半で、英検3級レベルから英検1級(TOEIC900点)レベルにアップするなら、本当にありがたいと思いました。

 

ただ、指定時間で、指定課題をこなせるのかというと中々難しいような気もします。あと、学習指導や仲間と一緒にやるなどがないと、ちょっと難しいかと思いました。