読み方は「チューダー」
2018年11月8日の朝日新聞の夕刊に、アエラスタイルマガジンの編集長の記事で、「チューダー」上陸の記事がありました。
- 日本ロレックスが、「チューダー」ブランドの正式展開
- かつて、日本式に「チュードル」という呼び名で人気
- 1970年代後半からは並行輸入のみ
- メンテナンスを受ける件数が増加。自社製ムーブメントの搭載で時計の出来が良くなってきた
- 品質と先駆性。見せるための時計ではなく、品質とスタイルを重視するユーザーに
- 米仏の海軍で使用された実績。耐久性と実用性
- 30万~40万の中価格帯。同価格帯ではクオリティが高い。この価格帯を席捲する可能性
- 百貨店中心で、eコマースはしない
とあります。
コメント
香港で研修を受けていた2001年に、このブランドの広告を良く見ました。ロレックスとそっくりなのに、ブランドは「TUDOR」とありました。
何と読むんだろうと思いました。ローマ字読みすると、「チュードル」です。これは、辞書で調べて、「チューダー」と分かりました。英国のチューダー朝のチューダーです。
ロレックスとそっくりなのに、別のブランドです。これっていいのかなと思った記憶があります。ディフージョンラインですが、ブランドは全く違います。しかし、デザインや広告のテイストはロレックスです。
香港は、ブランドコンシャスな土地で、いざとなったら、身につけられる資産と一緒に海外に出るということで、ブランドには目が無い土地ですので、そこで売れているのだから、良い商品なのだろうとは思いましたが、なぜ、日本で展開しないのかなあとは思っていました。
日本では、ラグジュアリーブランドは見栄で買うものであり、ROLEXのロゴが必要だったのかもしれません。
今回は、満を持してのの展開で、本気のようです。
このWebサイトでは、ブランドの広告に、レディ・ガガ、ベッカム、オールブラックスと超有名なキャラクターが、3つも出ています。
1つでも十分なのに、3つそろうと迫力があります。女性、男性、スポーツの3つの方面から攻めるんだと思いました。
もう一つ、eコマースでは販売しないと言い切っているのも、良いと思います。日本でも、ネット上には模倣品が溢れています。
数年前、大手量販店の時計売り場で売られていた並行輸入品の時計が模倣品であることが話題になりましたが、現在では、オークションサイトやフリーマーケットはもとより、アマゾンや楽天などでも、模倣品が出回っています。
AMAZONのパッケージに入って送られてきますし、お金もアマゾンが引き落としますが、プラットフォームでしかないのので、出店しているお店によっては模倣品を販売しています。
当面は、eコマースには手を出さない方が良さそうです。
この点、ROLEXは、当然、百貨店や時計専門店もありますが、ネット上にもお店があります。時計の専門店のサイトであり、お店のブランド力で売っているようです。
300万程度の商品が、ネット上で販売されています。一括振込か、クレジットカードで支払いとありますが、ゆうに普通の人のクレジットカードの利用限度額を超えています。
車ぐらいの高額商品が、ネットで売れるのかと思います。