Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

ガンダム40年

売上年780億円

2019年5月1日の朝日新聞のニュースQ3という社会面の記事で、ガンダム40周年という記事を見ました。

 

ガンダムシリーズは、40周年で、約60作品、NHKテレビで4月から新作品が登場し、人気が続いているようです。

記事では、青森おいらせ町の理容店の店主が、理容店の庭に立てた、モビルスーツの立像が人気になっていることや、

サンライズを含むバンダイナムコグループの2018年度のガンダム関連の売り上げが、780億円になるという話がありました。

 

著作権法上、立像はグレーとありますが、サンライズはファンの作品を黙認してきたそうで、それも人気の拡大につながっているとあります。

 

2009年に18メートルの実物大のガンダムが発表されているようですが、2020年には横浜市内の山下ふ頭に実物大ガンダムを登場させて、動かすプロジェクトがあるようです。

 

コメント

40周年ということで、平成の時代(30年)よりも、長いんだなぁと思ったのと、780億円という売上に注目しました。

売上があるのは、テレビ放映、映画、DVD、映像配信、プラモデル、グッズ類、ガンダムカフェ、そんなものでしょうか?

 

秋葉原ガンダムカフェのお客さんは、外国人が多いそうですので、ガンダムは海外でも人気があるようです。

 

バンダイナムコの営業利益率は10%を超えます。単純計算で78億円超の利益です。営業利益率が5%の会社に換算し直すと、1,590億円の売り上げ分になり、一大事業です。

STAR WARSが、1977年~ということですので、大体同じぐらいの期間、人気があることになります。

 

記事には、1979年4月から1980年1月の全国放送は、1桁台の視聴率だったのが、プラモデルやテレビ版を編集した映画で人気になり、1981年の再放送の視聴率は12%を超えたとあります。

記憶では、当時、中学生だったのですが、土曜日?に、東海放送?かどこかの制作のものを、自宅でみたように思います。

アニメファンの友人達が、ガンダムの話をしていたことも覚えています。しかし、はじめてみた時は、あまり良く分かりませんでした。

登場人物がカタカナの名前だったのと、モビルスーツホワイトベースなど、言葉が独特で、理解に時間がかかったのだと思います。

 

最初、人気が無かったのに、1~2年我慢するもの大変ですが、人気になって以降、作品を作り続け、話題を提供し続けるのも大変だなぁと思います。

リアルな人間ではないので、イメージのコントロールはしやすいようにも思いますが、40年続けるのは、大変そうです。

 

さて、お台場には、実物大のユニコーンガンダムがあります。こちらは、実際に、見たことがあります。

お台場にガンダムが帰ってきた!変身して光を放つ実物大ユニコーンガンダムが超かっこいい - LIVE JAPAN (日本の旅行・観光・体験ガイド)

 

横浜の山下ふ頭の件は、記事で、はじめて知りました。動くというのは、どの程度動くのでしょうか?

2020年夏に向け、プロジェクトが走っているようです。

GUNDAM FACTORY YOKOHAMA

 

オリンピックの時期ですが、少し楽しみです。