政令指定都市で6位に
2019年5月6日の日経(夕刊)で、川崎市の人口が、神戸市を抜き、政令指定都市で、6位になったという記事を見ました。
川崎市の人口、政令市6位に 1日時点で神戸市上回る :日本経済新聞
- 川崎市の人口は、2019年5月1日時点で、152万6630人
- 神戸市を超え、20ある政令指定都市で、6位
- 神戸は、152万4749人
- 川崎市の1990年と2018年10月1日を比較すると、人口増加率は、29.22%増
ちなみに、2019年4月1日現在の政令指定都市の人口は、
だった、とあります。
2019年5月21日の神戸新聞NEXTの記事によると、神戸では話題になっているようです。
理由は、東京への人口の一極集中。以前であれば、四国や中国地方の人が、神戸に来ることが多かったが、東京に行ってしまう。
また、
人口の社会増減ではなく、自然増減(出生数と死亡数の増減)が理由とあります。
神戸市の人口、なぜ川崎市に抜かれた? 政令市7位に転落の理由
コメント
川崎市は、武蔵小杉駅などのタワーマンションが有です。最近は、横須賀線の新川崎も人の乗り降りが多くなってきました。
数年前まで、東海道線と横須賀線なら、横須賀線が空いていると思いましたが、今は、新川崎・武蔵小杉からの混雑は、東海道線以上のような気がします。
タワーマンションは大規模修繕が大変ということなので、技術開発が追いつくのかという不安はあります。
本当の恐怖は20年後…憧れのタワマンは「時限爆弾」 マンション管理士が警鐘(前編)(税理士ドットコム) - Yahoo!ニュース
神戸市の人口減ですが、阪神淡路大震災の影響かと思いったのですが、震災が平成7年(1995年)1月17日です。
しかし、神戸市の人口統計では、直近では、平成23年(2011年)がピークのようです。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/data/statistics/toukei/jinkou/index.html
阪神淡路大震災のあとも、一旦減って、その後は、人口は増加していたようです。
そして、平成23年以降は、自然減少になっているようです。大きな社会構造の話ですね。
最近、東京の私立大学の入学者数を絞る政策が話題になっており、若者が東京に集中しないようにする考え方があります。
これに対し、江戸時代の水野忠邦の「人返し令」の失敗というものを見ました。
どうなるのかは、不明ですが、秋田の国際教養大学や、別府の立命館アジア太平洋大学のような、魅力的な大学が地方に増えれば、そもそも、東京の大学を目指さなくても良いように思います。
ネット社会になって、徐々に、地域差は少なくなっていくばずですが、テレワークを使った在宅勤務もこれからという状態ですので、まだまだですね。
ロンドン五輪の遺産は、テレワークと言いますが、日本ではどうなるのでしょうか。