デジタルとフィルターなし
フォルクスワーゲンのロゴが変更されるようであり、フランクフルトモーターショーで、正式にお披露目されたようです。フォルクスワーゲンのリリースが出ています。
- フォルクスワーゲンは、電気自動車にシフト
- 新しいロゴは、eモビリティを情緒的に表現
- 「デジタルファースト」と「フィルターなし」がモットー
- 平らな2次元デザインの新しロゴ。明確で、シンプル
- デジタルメディアでの認識を考慮
- 新しい青色を追加。カラフルに
- 光を利用。車両、ブランド、販売店でロゴが点灯
- 男性の声から、女性の声へ。暖かく、心地よく、自信のある声
- 戦略基盤は、内部のデザインとマーケティングチームが9か月で構築
- プロジェクトには、17の外部機関も関与
- ヴォルフスブルクの本社のロゴ変更完了
- 欧州、中国、北米、南米の順。切り替えは、2020年半ばまでに完了
ビデオの最後に女性の声があります。
コメント
会社に色々問題はあったのでしょうが、会社の変化をロゴ変更で、ビジュアライズしています。やるなという感じです。
電気自動車に本気でシフトするだろうなと思いました。
全体に線が細くなっていますし、Wの文字が円の下から離れたというのが特徴でしょうか。また、カラーが変わるようです。
フォルクスワーゲンですが、相当、ひんぱんにロゴ変更しているようです。例えば、下記のサイトを見てください。
10年に一度は、ロゴ変更していると言って良さそうです。
日本企業は、ロゴ変更に慎重すぎます。会社が変わるときは、会社のシンボルであるロゴを変えることは全く合理的です。
また、10年に一度替えることで、販売店の店頭がリフレッシュされますし、営業施策の変更をすることも可能です。
商標管理や法務的にも、商標権の棚卸を、この時期にやってしまうことが可能です。
フォルクスワーゲンのニュースリリースでも、販売店の内装は変えずに、コストを抑えながらロゴ変更すると云っています。
欧米のエレクトロニクス企業(マイクロソフト、hp、Philips)も、この10年で、デジタル向けのロゴにほとんどの企業がロゴ変更していますし、彼らにはロゴを、数年単位で、リフレッシュする習慣があるのだと思います。
日本企業もロゴ変更すべき時期になっていると思います。