オリンピック・パラリンピックイヤー
明けましておめでとうございます。
2020年の年明けです。
生まれたのが1964年の東京オリンピックの年ですので、それから56年。今年で56歳ということになります。
結構、いい歳になりました。今いる特許事務所の定年が65歳ですので、この後、10年弱ということになります。
今まで、企業で商標管理、ブランドマネジメントをしてきて、最後は特許事務所で商標やブランドマネジメントの相談・コンサルティングをしたいなと思っています。
企業での商標管理は良いとして、問題は、中間のブランドマネジメントの経験をどう活かすかです。
昨年は、講演会や研修会、勉強会、定期的なレポートなどで、双方に関係するアウトプットは出したのですが、如何せん日常業務である商標の調査・権利取得・異議申立/無効・侵害対応などと、関連性があまりありません。
特許事務所の世界に舞い戻って、この3月で3年になり、この間、ブログを書くため、講演会などの準備をするため、時間をかけて学んできたので、これを整理したいなと思います。
商標、ブランドマネジメントについての体系的なまとめにチャレンジするというのが、新年の抱負(New year resolution)になるのでしょうか。
出来れば書籍にまとめたいのですが、出版社が見つからないと本にはなりません。企画書を作り、出版社に送るところからになります。
出版社も売れる本なら出版してくれると思いますが、さて、硬いテーマや無理なテーマ設定では、売れないかなと思います。
先日、出た勉強会の後の懇親会で、本を書かれたコンサルタントの方とお話をしました。
ブログを書いて半年で、本を書きませんかと出版社側から連絡があったと言うことです。100の小テーマが必要と言っておられました。
その本を買ってみたのですが、ある特定の目的を持つ、特定の人にとっては、ちょうど良いhow toになっていました。該当の人が読めば参考になりそうなことが、一冊の本にまとまっています。
どうやら、この想定読者が具体的にイメージ出来ているかが大切なようです。
今の事務所のお客さんは、商標にせよブランドマネジメントにせよ、大企業の専門家です。
ある意味、少数派です。これをより広い層に広げて考えることが、2000人なりの想定読者を確保する鍵になります。
また、大企業でない場合の方が、ブランドマネジメントの担当者がおらず、商標担当が実質ブランドマネジメント担当であるかことも多いと思います。
商標担当者が複数名いないような会社の商標担当は不安だと思います。こういう人たちに向けて、役立つものをまとめることが一つのテーマではないかと考えています。
業勤務経験のない弁理士よりは、少しはアドバンテージがありそうです。