3月13日に運航終了
2020年2月18日の日経夕刊に、3月13日で近鉄の「鮮魚電車」の運行が終了するという記事がありました。
近鉄「鮮魚列車」3月終了 伊勢志摩と関西結び半世紀 (写真=共同) :日本経済新聞
- 1963年からの国内で唯一現存する行商人専用の「鮮魚電車」が3月13日に運行終了
- 伊勢志摩の海産物を関西に運ぶもの
- 宇治山田から上本町まで毎日1本を3両編成で運行
- 最盛期には1日100が利用。近年は1日10名程度
- 今後は松坂までは車。松坂を早朝に出発する上本町行き急行に1両を連結
コメント
このニュース、関西ローカルニュースなら分かるのですが、首都圏版でも出ています。
結構面白いニュースなんだと思います。
近鉄の懐の深さかなと思いました。さすが日本一の私鉄です。
近鉄には長年お世話になっているのですが、鮮魚電車というものがあることを知りませんでした。上本町や鶴橋の駅は良く利用したのですが、見かけたことはありませんでした。
そういえば、子供のころの記憶で、関西本線に乗っているとよく行商人のおばあさんを見ました。小柄なおばあさんがよくもまあこんなに大きな荷物を背負っているなというものを背負っているのです。最近はまったく見かけないなと思っていました。
おそらく海産物を運ぶのは、においの問題などがあって、特別列車になったのだと思います。
100人なら分かりますが、10人なら3両も必要ないように思いました。先頭の運転席のある車両と後方の車掌さんのいる車両の2両は必要なのかもしれませんが、間の1両は無くして、2両編成でも良さそうな感じはします。
なぜ、3両必要だったのか?少し気になります。
まったく話は変わりますが、毎日利用している電車が新型コロナウイルスの関連で、昨日、次のようなアナウンスをしていました。
- この電車は換気のために停車駅で換気をするために少し停車する
- 窓があくので換気のために窓を開けてくれ
- 窓を開けるときは、雨や花粉症の人に配慮してくれ
自動車などでも、窓を開けるとよいと聞きますので、内容は理解できます。しかし、窓を開けろと言いながら、花粉症の人に配慮しろというのと、二律背反だなと思いました。JR東日本も難しいことをいうなと思いました。
対策としては、女性専用車両(遠距離線にはないようですが)のように、花粉症専用車両でも設けて、そこは窓を開けないようにするしかないように思います。
今日の電車は、この列車は空調システムにより常時換気をしているとアナウンスしていました。昨日とは車両が違うのでしょうか?
あるいは現場が混乱しているのでしょうか?
それと、電車の機械で合成した女性のアナウンスの声、何とか、もう少し人間味のある声に出来ないものかと思います。