YouTubeが首位に
2020年3月27日の日経電子版にブランド・ジャパン2020の記事がありました。
ブランドイメージ、ユーチューブ首位 日経BP調査 :日本経済新聞
消費者(一般生活者)が選ぶ強いブランドのトップ10は、
- YouTube(2)
- LINE(49)
- MUJI 無印良品(4)
- Panasonic パナソニック(11)
- NISSIN 日清食品(3)
- Google(5)
- Amazon アマゾン(1)
- CUP NOODLE カップヌードル(22)
- キユーピー(18)
- STARBUCKS スターバックスコーヒー(38)
ーカッコ内は、2019年(前回)のランキングー
とあります。
- ユーチューブは、広告なしの有料の「ユーチューブ プレミアム」や音楽の定額配信サービス「ユーチューブ ミュージック」が消費者に浸透
- LINEは、ニュースやゲーム、スマートフォン決済などサービス拡充
- 無印良品は、旗艦店「無印良品 銀座」とホテル「ムジホテルギンザ」を開業
- ランキングが大きく低下したのは、7位だったニトリが51位。トヨタも6位から68位
と説明があります。
日経BPコンサルティングのサイトに、ビジネス・パーソンによる評価もあり、そのトップ10は、
- Disney ディズニー(3)
- TOYOTA トヨタ自動車(1)
- Apple アップル(10)
- Google(10)
- Nintendo 任天堂(5)
- SONY ソニー(5)
- Panasonic パナソニック(8)
- Rakuten 楽天(4)
- STUDIO GHIBULI スタジオジブリ(7)
- HONDA 本田技研工業(2)
とあります。
調査目的は、日本市場の主要ブランドについて、ブランド力とその特徴を明らかにするものあり、データをブランド作りに活用できる形で提供し、また、ブランド力にどのような事項が影響を与えるかの基礎研究に資するとあります。
回答数のは、一般生活者編が41,000サンプルで、ビジネス・パーソン編が21,000サンプルとあります。
コメント
ビジネス・パーソンも家庭では一生活者です。もっと業界や対象者を絞った調査では、一般生活者とビジネス・パーソンでは差が出るのかもしれませんが、総合ランキングのような形になると、ビジネス・パーソンの評価と一般生活者の評価の違いが出にくいのではないかと思います。
ただ、ランキングを見てると、ビジネス・パーソン編の方が、変動幅(ボラティリィティ)はかなり少ないようです。順位こそ違いますが、昨年トップ10が今年もトップ10です。
一方の、一般生活者編は、TOYOTAやニトリが大きく下がって、LINEやカップヌードル、スターバックスコーヒーが急上昇しているように、ちょっと理由が分からないなと思うのもがあります。
TOYOTAは、ビジネス・パーソン編では2位にいます。
NISSINとカップヌードルが2つとも出ているようですので、この調査は必ずしも企業ブランド(コーポレートブランド)の調査ではなpいことが分かります。
PanasonicとGoogleは、一般生活者編とビジネス・パーソン編の双方にランキングしており、非常に安定感のあるブランドだなと思いました。