色んな会社が次々と
2020年4月15日の朝日新聞デジタルに、サントリーや宝酒造、資生堂などが15日、手指用アルコール消毒液やその原料のエタノールを医療機関など向けに提供すると相次いで発表したという記事があります。
蒸留酒をつくる工場で、95度のエタノールを生産し、今月下旬から医療機関向けに提供。製造費用は自社で負担
医療機関向け消毒用アルコールの提供について 2020年4月15日 ニュースリリース サントリー
●宝酒造
酒類用や工業用のエタノールを毎月9万リットル、厚生労働省などを通じて医療機関や高齢者施設などに供給
厚生労働省の「手指消毒用エタノールの優先供給スキーム」に協力、供給予定 | 宝酒造株式会社
https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000002891
これらは、主に医療機関向けのようです。
また、続々と、日本酒や泡盛の会社も消毒用にも使えるアルコールの提供を始めているようです。
消毒液の代わりにアルコール高濃度の酒使用認める 厚労省 | NHKニュース
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厚生労働省は、酒造メーカーのアルコール濃度が高い酒を消毒液の代用とすることを特例で認める
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アルコール濃度が70%から83%の酒が対象。これより濃度が高い酒は、殺菌効果が落ちるため薄めて使う
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主に医療機関での消毒液の不足を解消するための特例措置であり、一般の家庭では、手洗いの励行を
※ アルコール度数が高いと殺菌効果が落ちるといのは知りませんでした。なぜなんでしょうか?
消毒用アルコールと同じ度数の「お酒」続々 新型コロナ対策で - ITmedia NEWS
また、テレビのニュースにもなっていた沖縄の泡盛の会社も出しています。
請福酒造 お知らせ | 古くて新しい沖縄の地酒「IMUGE」の確立に向けて
一番、良いなと思ったのは、次の南部美人のWebサイトです。
【不足する消毒アルコールを日本酒業界で製造出来る可能性】 | 株式会社南部美人 | 岩手の日本酒 南部美人(NanbuBijin)
全国の酒造会社に、スピリッツの免許についての解説をして、製造を促しています。心を動かされる文章です。
当然、従来からのアルコール消毒液のメーカーも頑張って生産しているのでしょうが、お酒や化粧品会社が出てきてくれると、身近なブランドだけに、安心感があります。