あのPwCが、なぜ?
今年の米国のアカデミー賞の発表では大きなハプニングがあり話題になっています。作品賞の発表のとき、作品賞は「ムーンライト」と発表すべきところ、主演女優賞用の紙が入った封筒を渡してしまい、「エマ・ストーン/ラ・ラ・ランド」と記載されているので、プレゼンターは「ラ・ラ・ランド」と発表したというものです。発表のバタバタも、興味を引きますが、もう一つ、裏方のPwCの方も話題になっています。
実は、アカデミー賞の集計は、大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が、80年以上にわたって担当しており、PwCの会計業務の正確性をアピールするネタになっていました。
2017年2月28日の日経の夕刊には、同社が「司会のベイティ氏、ダナウェイ氏、アカデミー賞の視聴者のみなさんに心からおわびする」とのコメントを出していることが紹介されています。
コメント
主演女優賞用の紙と作品賞用の紙を間違って渡してしまうというのは会計事務所としてはお粗末な感は否めません。ヒューマンエラーとしてはありえるミスですが、それを本当に大事な場面でやってしまうというのは致命的です。
集計自体が間違っていたのではないようですが、最後の確認がいい加減だったんですね。
私も特許事務所に勤務することになりましたので、細かい仕事が多いのですが、間違いをしないように、丁寧に、慎重に、仕事を進めたいと思います。