自動車メーカーの事例
電機メーカーと同じ耐久消費財に自動車があります。
完成品は「automobile(自動車)」なのですが、一万点以上の部品があります。そして部品は補修部品などの形で独立して取引されます。
自動車メーカーも電機メーカーと同じように指定商品の記載をやっているように思いますが、
この点について、以前、自動車メーカーの商標担当者に聞いたところでは、「automobile and their parts」で良いとしているとのことでした。
こっちは、商品に振り回されているのに、自動車メーカーは羨ましいなぁと思った記憶があります。
理由は、彼らはエンジンと車体が本業で多くの部品は部品メーカーの商品であり、自分達の商品ではないためです。また、部品の点数が電機メーカーよりも多いのも理由です。
一部、補修部品がありますが、商社機能で流通させているのであり、商標は部品メーカーの商標があるためです。
だいぶ昔に聞いた話なので、現時点でも、そういう運用なのかは、確認しておきます。