「COOLBIZ」にちなんで
2017年4月29日(土)の日経に、東京都が首都圏の通勤ラッシュの緩和を目指して、7月11日~25日に、官民あげて時差出勤を実施するときの、ネーミングが紹介されていました。
ネーミングは「時差ビズ」です。小池百合子知事が12年前に「COOLBIZ(クールビズ)」を成功させたときの旗振り役だったこともあり、今回も「〇〇BIZ」としたようです。時差出勤、テレワークなども企業に呼び掛けるようです。
また、2017年5月1日の朝日新聞の夕刊に、今年のクールビズがスタートしたというニュースがありました。2005年(愛・地球博のとき)に始まり今年で13年目ということでした。旗振り役の環境省の男女の職員の写真が載っており、アロハシャツのような花柄のシャツをきています。
コメント
「チームマイナス6%」はまだやっているのか思い出せないぐらいですが、クールビズは毎年この季節になると繰り返しニュースでも報道させれるので思い出します。
政府や役所が主催するキャンペーンとしては他に、「&TOKYO」や「プレミアムフライデー」などあります。「&TOKYO」は舛添知事と共にどこかに行ってしまいました。「プレミアムフライデー」はこれからですね。
今日のニュースの「時差ビズ」は、まだ、実験段階のようですし、東京都の話ですので、地域的には限られた範囲の話です。
「COOLBIZ」を調べていて、環境省のホームページをみていると、上位概念として「COOL CHOICE」というものがあり、その下に「COOLBIZ」と「WARMBIZ」があるという構成のようです。その他にも「ECODRIVE」や「SMARTMOVE」というものがあるようです。「SMARTMOVE」は今回の時差ビズとは違って、自動車のカーシェアリングのようです。地域性が出ますね。
また、「COOLBIZ」も「時差ビズ」も商標出願はさせていないようでした。そもそも、国民運動で、社会運動であり、商標出願不要ということだと思いますが、広告代理店が入り、ほぼマーケティングの手法で運営されているものであり、ライセンス的なロゴ使用申請もさせていますので、商標に近い運用が必要で、マネジメントがなされていると思います。