関東の住宅街は、三宮レベル
2017年7月14日の日経に、JR東日本の2016年度の乗車人数のランキングが出ていました。
- 新宿 76万9307人
- 池袋 55万9920人
- 東京 43万9554人
- 横浜 41万4683人
- 品川 37万1787人
- 渋谷 37万1336人
- 新橋 27万1028人
- 大宮 25万2769人
- 秋葉原 24万6623人
- 北千住 21万4,322人
とありました。品川が渋谷を抜いたことがニュースのようです。かつてトップ3だった渋谷が東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れ後、下がってきており、反対に品川が上野東京ラインの開業で増えているようです。
なお、1万人以上増えたのは、品川だけだそうです。
コメント
品川は百貨店もないですが、オフィスが多いのでしょうか。詳細な数字が、JR東日本のWebサイトにありました。
私の住んでいる戸塚(JR東日本で30位)は、JR東日本内では、30位の11万1405人でした。神奈川県では、横浜、川崎、武蔵小杉の次が戸塚です。
この数字を、関西に当てはめると、大体、京橋(大阪の)、三宮、鶴橋レベルとなります。イメージの問題ですが、三宮というと横浜と対比して考えるぐらいの大きな街だったのですが、郊外の住宅地の戸塚と同じとは、だいぶ差がついています。
感覚的に、関西と関東では、人口などは、3倍の差があるように思います。
下記のサイトに全国の乗車人員を比較しているものがあります。さっと見ると面白いと思います。
戸塚(全国では38位だそうです)を基準で見て、その上にある、JR東日本の駅は、大阪、京都、名古屋、天王寺、博多、新大阪、京橋(大阪)、三宮です。
戸塚の下にあるのが、鶴橋、札幌、仙台、広島です。このあたりの地方の中核都市を超える乗車人員が、百貨店もない(ただし、旧丸井のモディと東急プラザはあります)、川の上に掛かっているホーム(これは珍しいそうです)から、毎日乗車しているとは驚きです。
戸塚ぐらいだと、関西では高槻か茨木あたりのイメージです。
JR東日本でも、品川を除き、乗車人員は増えていないようです。日本全体で、人口増がストップしていますので致し方ないですし、関西など地方の乗車人員は、ここ20年で軒並み落ちている(体感できる程度です)ので、これは致し方ないと思います。
乗車人数のランキングですので、有名な駅(原宿、桜木町、鎌倉)が、ランキングの下の方にあったり、戸塚のような住宅街が上に来たりしているのも、このランキングの面白いところでしょうか。