Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

Googleの翻訳イヤホン

ピクセル2と同時使用で音声翻訳

2017年10月5日の日経のWeb版で、グーグルが米国のクリスマス商戦向けに、翻訳イヤホンを発売したという記事を見ました。

www.nikkei.com

  • 新しいスマホピクセル2と同時使用で、自動翻訳機となるイヤホン
  • AIのグーグルアシスタントを利用
  • 4日から米国で注文予約
  • ピクセル2はカメラの性能に特徴、利用者は無制限で画像を記録可能
  • 価格は649ドル(約7万3千円)から。日本での発売は未定
  • ワイヤレスイヤホンは「ピクセルバズ」という名前
  • 右耳に触れ「ヘルプミー、スピークイタリアン」と話してから英語をしゃべると、スマホのスピーカーからイタリア語が流れる
  • 相手がイタリア語で返事をすると、イヤホンを通じて英語が聞こえる
  • 日本語を含む40カ国以上の言語に対応
  • イヤホンの価格は159ドル

とあります。

 

コメント

このイヤホンは欲しいと思いました。ただ、ピクセル2がないと使えないようです。日本は1次発売国ではなく、発売されるとしてもだいぶ遅れるようです。

 

YouTubeピクセルバズの発表会の映像がアップされていました。


Pixel Buds translate languages instantly (CNET News)

この映像では、スウェーデン人の女性とプレゼンターの男性のちょっとしたやり取りを見ることができます。

2020年の東京オリンピックパラリンピックのときには、このようなものを使っている風景が、あちこちで見かけるようになるのだと思います。 

 

この3月から仕事がかわり、英語を日常的に使う環境にはなりましたが、英日、日英の文章のコレポンが中心で、会話のチャンスはほとんどありません。

 

このイヤホンですが、英会話の勉強に使えないものかと思います。まず、私が日本語で話をする内容を、全部英語に翻訳すると、一体どういうことになるのか興味があります。

 

最近、講演会で、アメリカ人のプレゼンを聞いたり、フランス人の英語のプレゼンを聞くことがあります。アメリカ人の早口のジョークは理解できませんし、フランス人の英語はフランスなまりが入っていて分かりにくいと思いました。南アから来たお客さんの英語もなまっていたように思います。

 

自動翻訳の音声認識では、「なまり」の検討も進めているのでしょうか。日本人なまりの英語、フランス人なまりの英語ですへの対応です。

 

このイヤホンでは、各々の母国語で話をするのですから、なまりの問題は無視してよいのかもしれません。

あとは、アメリカ人の速い話についていければ、どんどん実用に近づきますね。