Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

今年の漢字

「北」と「挑」

2017年12月13日の朝日新聞に、今年の漢字が「北」になったという記事がありました。清水寺貫主が毎年年末に清水寺で書くのが有名です。

www.asahi.com

 

ちなみに、2017年12月13日の日経に面白い記事がありました。

www.nikkei.com

今年の漢字が「北」となったことについてコメントを求められた後に、記者から質問を受け、安倍首相自身が選ぶ今年の漢字は何ですか?と問われたようです。

 

そのとき、安倍首相が選んだ今年の漢字は、挑戦の「挑」でした。

  • 少子高齢化という大きな壁に挑む挑戦をスタートした年
  • 北朝鮮の脅威に国際社会と共に挑んでいく1年だった
  • この国難に挑むために総選挙に挑んだ

 

実施団体のに日本漢字能力検定協会のWebサイトには、詳細な順位や理由がまとめて説明されていました。

2017年「今年の漢字」 | 公益財団法人 日本漢字能力検定

 

1 位 「北」 7,104 票(4.63%)
2 位 「政」 3,571 票(2.32%)
3 位 「不」 3,323 票(2.16%)
4 位 「核」 3,138 票(2.04%)
5 位 「新」 2,958 票  (1.93%)
6 位 「選」 2,880 票(1.88%)
7 位 「乱」 2,782 票(1.81%)
8 位 「変」 2,717 票(1.77%)
9 位 「倫」 2,538 票(1.65%)
10 位 「暴」1,945 票(1.27%)

 

コメント

「北」の獲得票は4.63%ではありますが、他の漢字よりは突出して多いですし、北朝鮮のミサイルに振り回された一年だったので、今年を一文字の漢字で表すというお題に対しては、納得できる漢字です。

 

1位から10位を見て、2017年は、良い意味の漢字が少ないように感じます。

 

このアンケートですが、募集期間 2017 年 11 月 1 日(水)~12 月 5 日(火)で、応募総数 153,594 票  (参考:2016 年は 153,562 票) とありました。

 

面白いと思ったのは、応募箱と団体応募が同じように7万件以上で、圧倒的に多く、インターネットが少ないようです。

応募箱は、清水寺、書店、図書館など全国 1,300 箇所以上に設置とあります。

団体応募は、漢検の受験を奨励している、学校や塾などでしょうか?

インターネットが少ないのは、最近としては珍しいと思います。抽選ですが、プレゼントも図書カードなどがあるようですが、少ないのは、なぜなのでしょうか?

 

安倍首相の選んだのは「挑」でしたが、私は「続」です。

特許事務所に転職しましたし、変化の「変」とも思いましたが、将来より良い仕事がでるように、①仕事で必要な英語の勉強を続けていること、②このブロブも続けていることなど、続けているのが理由です。