人口の2%
2018年3月28日の朝日新聞に、2017年末時点で、在留外国人が最多の256万人となったという記事がありました。
というような内容です。
コメント
在留外国人の統計は、法務省のようです。ベトナム人とネパール人が、増加しているとのことです。
一年前の記事ですが、日本の総人口は、2017年4月14日の日経によると、2016年10月1日現在で1億2693万人(総務省発表)だそうですが、この数字は、外国人を含む数字だそうです。
これも一年前の記事ですが、2017年3月17日の毎日新聞では、在留外国人は、在留外国人は1996年の134万人余から、20年で238万人で、100万人余増の1.77倍とあります。
外国人が、日本人の人口減を補っているという面があるようです。そして、現在の比率では、日本の人口の2%が外国人という計算になります。
在留外国人は、20年で2倍弱増えたようですが、観光客はもっと増えているので、実際はもっと多い印象があります。
東京都によると、東京の人口も、2015年に1400万人でピークとなるようです。現在は、地方に比べると東京の一人勝ちのような感じですが、2020年を超え、今から7年後にはピークアウトすることが見えているようです。
現在の安倍政権は、少子化対策と言っていますが、実際には、少子化対策の効果が出てくるのは時間がかかるので、在留外国人の増加がないと、人口が維持できないのが現状だと思いました。
この増加する外国人との共生をどうするかが、重要課題になりそうです。
現在、駅や電車の看板でも、日本語と英語と中国語と韓国語の表示が多くなっているように思いますが、訪日客への対応という面が多いとは思いますが、定住外国人の要望でもあるように思います。定住外国人といえども、日本語だけよりは、英語や多言語のサポートがある方が、分かりやすいと思います。
訪日客が4000万人で1週間滞在したと仮定すると延べ2億8000万人/日ですが、300万人が在留外国人となり365日滞在したとすると10億9500万人/日ですので、こちらの方がよりインパクトのある数字です。
日本社会での外国人の増加は、商標やブランドには、どんな影響があるのかなと考えてしまいます。
相互に商標出願が増えることは間違いないと思います。
中国の商標調査や商標出願で、よく見るためか簡体字には少し慣れていました。反対に繁体字は段々難しく思うようになりました。どちらも理解はできていないのですが。