TOP5は、佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺
2018年8月9日の日経に、明治安田生命の実施した、名字調査の結果が出ていました。
- 明治安田生命の655万人の契約者を対象に調査
- 名字調査は、5年ぶり
- 東日本は、鈴木、佐藤、高橋の順
- 西日本は、田中、山本、中村の順
というような内容です。
●明治安田生命のWebサイトから、発表されたPDFが見れます。
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20180808_01.pdf
ランキングは、
- 佐藤 約 194 万人
- 鈴木 約 182 万人
- 高橋 約 143 万人
- 田中 約 133 万人
- 渡辺 約 119 万人
- 伊藤 約 113 万人
- 中村 約107 万人
- 小林 約 104 万人
- 山本 約 103 万人
- 加藤 約 89 万人
となっています。
東日本、西日本だけではなく、東北とか、九州とか、地域別にもランキングがありますし、都道府県別にもランキングがあります。
面白いと思ったのは、日本には、約10万の名字があり、明治安田生命の調査でも、6万以上は出ているということです。
ただし、上位の100の名字が、全体の3分の1をしめるそうです。
都道府県別では、宮崎県で、黒木さん、日高さんという名字が、上位にあるのが、目を引きました。
コメント
明治安田生命の655万人分の顧客データから取っているサンプルですので、元データは膨大な数です。これだけあれば、ほぼ間違いないのかなと思いました。
●一方、ネットで、「名字」「苗字」というワードを検索すると、一番上に出てきたのが、「名字由来net」というサイトでした。
このサイトでも、全国ランキングが発表されています。こちらの元データは、政府発表統計とNTTの全国電話帳データとあります。
政府発表統計というのは、何なんでしょうか?
また、NTTの電話帳ですが、昔は、重要なデータベースでしたが、今は、掲載しない人が増えているし、各家庭には配布もしていないので、元データとしてどうなのかなとは思いました。
このサイトでは、全国には、名字は、30万あると説明があります。同じ漢字で読み方が違う名字や、漢字が少し違う名字などのバリエーションがあるためのようです。
さて、ランキングですが、
- 佐藤 およそ1,887,000人
- 鈴木 およそ1,806,000人
- 高橋 およそ1,421,000人
- 田中 およそ1,343,000人
- 伊藤 およそ1,081,000人
- 渡辺 およそ1,070,000人
- 山本 およそ1,057,000人
- 中村 およそ1,051,000人
- 小林 およそ1,034,000人
- 加藤 およそ892,000人
となっており、渡辺さんが伊藤さんに負けています。渡辺さんは、文字が違う人も多いので、このあたりが影響したのでしょうか?
また、明治安田生命に比べて、山本さんが多く出ているようです。西日本のデータが多いのでしょうか?
数字もちょっと違いますが、だいたいは近い数字です。まあ推計ですので、致し方ないというところでしょうか。
さて、このサイト、自分の名字のランキングも見ることができます。私の場合は316位で、全国に68,800人と出てきました。そんなもんなんですね。
同姓同名件数検索というものもあり、やってみると、同姓同名はないという結果でした。完全にユニークな名前だったようです。