Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

年賀状じまい

年賀はがきの発行枚数

2018年12月25日の日経夕刊に、年賀状を止める高齢者が増えているという記事がありました。

www.nikkei.com

  • 平成最後の年
  • 高齢者の間で終活年賀状、年賀状じまいが広がり
  • 年末の負担軽減
  • 人間関係の整理
  • 年賀はがきの発行枚数は、2019年向けは24億枚
  • ピークの2004年は約44億枚
  • SNSが代替
  • 数年前まで横ばい。パソコンやデジカメの普及が下支え
  • この数年はスマートフォンが普及

コメント

2017年度発行の年賀はがきは、30億枚ほどあったようです。

2019年向けは、前年比7.2%減で、24億枚とあります。

この間、6億枚の減ですので、2017年度、2018年度、2019年度とカウントするんだろうと思います。

 

それはさておき、ピークの44億枚から、24億枚というと半減です。年賀状も、なかなか苦しいんだろうと思います。

 

SNSの普及が原因とありますが、年賀状のお年玉が減ったり(切手しか当ったことがありませんが、当たる確率が減っています)、配送がゆっくりになったり、郵便局の方にも原因があるように思います。

 

記事では書かれていませんが、個人情報の保護も大きな原因ではないかと思います。

少しまでは、年末になると住所録が配布されていました。個人情報がうるさくなってから、なくなりました。

電話帳に、はぼ全世帯の氏名、電話番号、住所が載っていたのか嘘のようです。

 

この影響は、スマホ以上だと思います。

 

個人情報の保護は、パソコン、携帯、スマホなどデジタル機器ネットの普及が大きな理由です。

それらのデジタル、ネットに、この意味でも年賀状はやられてしまった感じです。

 

写真の年賀状もいいですが、筆で書かれた年賀状は格別です。

習字教室とタイアップして、あるいは文章教室とタイアップして、SNSでは出来ないことが出来ないものかと思います。