どんな時代になるのか?
元号が令和に替わることになり、令和の時代がどんな時代になるのかの予測が、出てきています。
Web検索で、「令和」「時代」「予測」を入力して、検索すると、TOP3には、次の3つが出てきました。
1.東洋経済ONLINEの中原圭介さんの予測
令和時代に国民が豊かになるたった1つの方法 | 中原圭介の未来予想図 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
- 名目賃金よりも、物価変動の影響を加味した実質賃金が重要
- そのためには、農業・観光・医療を成長産業として地道に育成して、海外からの需要を取り組むしかない
- この組み合わせは相性が良い
- 観光はなんとか成功
- 農業・医療で世界の富裕層を取り込む
とあります。
「令和」時代に日本人が巻き込まれる3つの大波 | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
- 外交問題が肥大に(外交戦争)
- AIで、情報では儲からない時代に。一番快適な生活は、AIに従って受動的に生きること
- 格差が緩和され、人生の価値観が変わる。マックジョブが増え、生活に困らなくなり、やりたいことができる時代に
というような予測です。
大予測! 「令和」時代の経済は?|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる
- 昭和は一億総中流
- 平成の時代は、300万円がど真ん中。一方で、富裕層が増加
- AIで格差が広がり、3層に分かれる。億単位の年収。100万円程度の年収。10万円程度の年収
- 10万円の年収層は、AIやロボットにできないこと、やりたいことをやれる。クリエィティブ、作家、歌手、画家、農業、役者、アート。満足感が高い。格差があっても、つらい時代ではない
コメント
3つの予測を読んで、1つ目のものは今後の伸びていく、伸ばしていく産業を示しているので別として、2つ目と3つ目は、近いところを言っています。
鈴木さんは、簡単につける仕事が増え、格差が緩和されるしており、
森永さんは、年収格差は広がるしており、
一見すると違いますが、
中身を読むと、お二人とも、年収が低くても、生活に困らなくなり、やりたいことができる時代というイメージを持っておられることが分かります。むしろ、その方が、生活が豊かであり、幸せや満足感が高いようです。
どうも、収入で幸せを測るような時代ではなくなり、やりたいことをやっている、本人の主観的な満足で幸せを実感する時代に突入しそうです。
もし、ベーシックインカムが実現すれば、この傾向は、益々強くなります。
何もしなくても、何とか生活できるのです。そのとき、人は何をするのだろうかと思います。ギリシアの市民のような立場になります。飲んで遊ぶのか、演劇をするのか、哲学をするのか、政治をするのでしょうか。
ベーシックインカムが実現されれば、地方から東京に出てくる必要性が激減します。仕事がないから東京に出てくるのですが、収入があれば、東京に出てくる必要性はあまりありません。むしろ地方の方が、生活は豊です。
ベーシックインカムは、令和の時代の議論になるのでしょうか。
もう一つ、2つ目の鈴木さんですが、
「令和を君はどう生きるか」という本を4月19日に出すようです。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4908117594/toyokeizaia-22/
4月1日の発表から、19日で、本が出るんだと思いました。
また、「令和」とタイトルの付いた本が、他にもあります。元号を除いて、内容を準備していた人が沢山いるということです。たくましいなと思いました。