こどもの習い事に関する意識調査
2019年7月8日の日経夕刊に、バンダイの実施したこどもアンケートの結果が載っていました。
習い事1番人気は水泳 4位は英語、バンダイ調査 :日本経済新聞
- 水泳 41.0%
- 学習塾 27.0%
- ピアノ 24.9%
- 英会話 22.0%
- 習字 13.9%
- 体操・新体操 10.3%
- サッカー 9.6%
- そろばん 7.4%
- ダンス 5.4%
- テニス 2.6%
ということです。4位の英会話は、2020年から小学校高学年で英語が教科化されることが影響しているのではないかということです。
- 平均予算は、1万3607円
- 始めたきっかけは、親の意向61.2%
- 理由は、体力づくり・運動能力の向上のためが多い
ということです。
バンダイのリリースは、次です。
https://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question252.pdf
コメント
バンダイのプレスリリースに、詳細があります。
男女別のトップ5は、
男子は、水泳、学習塾、英会話、サッカー、体操・新体操で、
女子は、水泳、ピアノ、学習塾、英会話、習字
とあります。
総合3位にピアノがあって、そうなの?と思ってしまいました。ピアノ教室とかが調子が良いとかあまり聞かないと思っていたのですが、子ども達は案外通っているようです。マンションが増え、ピアノを置いたり、引いたりすることもしにくいのではないかと思っていました。
ピアノは、女子が多いのは納得できます。
体力強化のために、水泳などのスポーツ系の習い事を、未就学児からはじめているのは、良く分かります。
面白いなと思ったのは、ピアノであり、3~4歳にスタートしているのが、36.8%もあり、次いで、5~6歳が35.1%です。ピアノなどの音楽も、相当早い段階で、スタートしないといけないようです。
学習塾も、おそらく公文式のようなものかと思いますが、5~6歳からスタートしている人が多いようです。
英会話も、3~4歳からスタートしているようです。
未就学児をターゲットにした教育産業が盛んなんだなという感じがしました。
これに通わせようとすると、幼稚園や保育園のあとに、親や祖父母などが、送り迎えをしないとできません。
気になったは、共働きの家庭で、保育園に子どもを預けているような人は、水泳教室は公文式やピアノや英会話をさせようとすると、どうするのかなぁということです。
保育園によっては、そのカリキュラムの中に、お絵かき教室、英会話、ピアノなどが組み込まれているような気はしますが、水泳教室などは、別途、行く必要がありそうです。
良い教育を受けさせたいという親は、保育園よりは、幼稚園となるのでしょうか?それは、共働きを推進する政府の政策とは、少し、違っているのかもしれません。
教育産業としては、未就学児の習い事に、力をいれますが、保育園においてもできるだけ、良い習い事ができることが、保育園の人気にもなるような気がしました。
恵比寿の聖マリアン保育園がそのような保育園として紹介されていました。ここまでやると、強いですね。
英語、音楽、空手、受験対策…習い事充実の保育園 | 選ばれる保育園を訪ねて | 日経DUAL
オプションカリキュラム|保育園、小学校受験、英語、恵比寿|聖マリアン保育園
カワイピアノ教室もやっているようです。
保育園の数が足りてくると、次は、この話になりそうです。
ちなみに、サイトを見ていると、最近は、共稼ぎという言葉が、「共働き」という言葉に変わってきていることを知りました。そうなのかと思いました。