熊本市のポスター
2020年4月28日の日経夕刊で、熊本市のポスターが紹介されていました。
新型コロナ:外出自粛「籠城じゃ」 熊本城のポスター話題 (写真=共同) :日本経済新聞
とあります。
熊本市のWebサイトに、ポスターのことが載っていました。
籠城じゃ。家にいよう。みんなで打ち克とう。熊本市 / 熊本市ホームページ
写真家の馬場道浩氏、アートディレクターの鈴木通直氏、コピーライターの赤城廣治氏の制作で、市民、全国の皆様もデザインを活用していただき、ステイホームの働きかけにご協力をお願いしますとあります。
縦型と横型があり、双方ダウンロードできます。
コメント
本当に「籠城じゃ。」としないといけないところです。
それにしても、この広告は良くできているなと思いました。熊本市だでではなく、全国民にポスターの自由利用を認めているのも、非常に良いなと思います。
熊本城と「籠城じゃ。」のコピーと相まって、戦のときの緊迫感が伝わりますので、何も熊本市民だけではなく、全国民も、ストンと腑に落ち、ステイホームの重要性がストレートに伝わります。
熊本市民にすると、市民の誇りの象徴である熊本城を使ったポスターということで、納得できます。
全国民にしても、どこかでこのポスターを見たら、今度、新型コロナ禍が収束したら、熊本に行きたいなと思います。
そういう意味で、非常に良くできたポスター、また、無償配布の企画だと思いました。
詳しことは分かりませんが、2週間なら2週間のあいだ籠城するとすると、発症者や濃厚接触者の検査と隔離をすれば、新型コロナウイルスは封じ込めると聞きます。しかし、現状は、仕事・買物・配達など、どうしても出ざるを得ない状態です。現在、5月6日までの緊急事態宣言を、更に1ヶ月ぐらい延長するという話になっていますが、しっかりと成果を出すには、期間を決めて厳しめのステイホームをする方が良さそうです。
ゴールデンウィークが2週間ぐらいありますので本当をいうと、ここでロックダウンに近いことをすると、経済への影響も一番少なくて良かったのかもしれません。
観光産業などのサービス業はすでに大きな影響を受けていますが、長くだらだらと続けるよりは、一時期にしっかりとやる方がよかったように思います。
この時期は、個人的にも、自宅でテレワークが可能でも、あえて仕事はせずに、他のことをする方が良いのではないかと思っています。