アマゾンキラー、楽天と提携
2020年5月29日の朝日新聞に、アマゾンキラーと云われるカナダ発の通販サイトのShopify(ショッピファイ)が伸びており、また、4月に楽天と提携したという記事がありました。
- 手軽にECサイトを自ら作れるサイト
- 定額課金で契約すれば、独自のECサイトを簡単に作れる
- 在庫、配送管理、決済はショッピファイのシステムを使える
- コロナ問題以降、レストラン等に利用拡大
- 4月は前年度比50%増加
- 楽天とは、楽天市場にそれぞれが小さな店を出すもので、哲学が共通
- ショッピファイを通じて、楽天市場に出店できる
というような内容です。
コメント
Shopifyはグローバル企業である点と、定額の費用が特徴のようです。
まず、日経にShopifyの記事がありました。
アマゾンキラー、ショピファイ 世界で100万社超導入 (写真=ロイター) :日本経済新聞
ゴーゴーカレーが使っているようです。
ゴーゴーカレーの次なる挑戦とは | マーチャントストーリー - ゴーゴーカレー — サクセスストーリー
ビデオで解説がありました。
とあります。ゴーゴーカレーは、世界に広げる計画のようであり、日本からの越境ECを考えているようです。そのために、Shopifyが適していると判断したようです。
国内のShopifyを使っている企業のまとめサイトがありました。
【事例】国内のShopify事例集めました! – 株式会社フルバランス
ゴーゴーカレーの他、案外、老舗なども使っているようです。紹介されていたものは、ドメインネームは独自ドメインです。
国内には、よく似たECサイト作成サービスとして、BASEというものもあるようですが、BASEはサイト作成は無料で、商品が売れたときに、課金されるシステムのようです。
ECサイトを作る場合、商標問題が発生します。販売する個々の商品の名称の商標登録も必要ですし、Webサイトの名称の商標登録も必要です。
少なくとも、商品なら該当する商品区分で商標登録を取っておくべきですし、できれば商品販売役務で押さえておいた方が良いとされています。
これが、ゴーゴーカレーのように越境ECとなると更に海外での商標登録が必要です。
おそらく、ネットやITを駆使した特許事務所が受け皿になっているのだと思いますが、スタートアップのECサイトオーナー向けに、商標調査・出願の支援をすることは社会的には必要なことなんだろうなと思いました。