3月には出ていた情報のようです
2020年6月9日の「くるまのニュース」に日産のロゴ変更の話が出ていました。日産としては19年ぶりのロゴ変更ということです。Yahoo! Newsで紹介されていたので知りました。
新ロゴで新生日産のスタート切る! ゴーン時代のハンバーガーマーク19年間で終焉へ | くるまのニュース
- 2020年7月デビューの新型電気自動車「ARIYA(アリア)」以降に発表するモデルのエンブレムを変更
- 過去の日産車は、エンブレムの統一は無かった
- カルロス・ゴーン氏は、共通エンブレムを作ってイメージを統一を指示
-
日産の新しいイメージ戦略を引き受けたチーフデザイナーの中村史郎氏率いるチームによって作られた
-
新デザインの特徴は平面的
-
エンブレムの位置は、衝突被害軽減ブレーキ用のレーダーを装着するのに好適。レーダー波の受発信には、出来るだけ平面が好ましい
というような内容です。
このロゴ変更の話は、2020年3月20日には、海外の商標出願の情報で出ていたようです。
このブログでは、MINI、BMW、VWなどのロゴ変更と並べて背景を説明しています。
コメント
日産の公式サイトに説明がないかと思ったのですが、発見できませんでした。ブランドロゴ変更というのは大きな行事であって、公式サイトで説明があったりすることが多いのですが、なぜ無いのでしょうか。
しらない間に、変わっていたというには、大きな変更です。
くるまのニュースの記事は、エンブレムの位置は、衝突被害軽減ブレーキ用のレーダーの装着位置であり、平面的なロゴの方が有利という説明ですが、
後半のブログにあるように、デジタルの時代であり、Webとの親和性の高さで、平面的になっているという説明は、BMWやVWでもあったように思いますので、そちらの理由が大きいのかなと思います。
今回、本当に変更するなら19年ぶりだそうです。
海外の一流企業は、10年に一度ぐらいでしょうか、ブランドロゴを少しづつ変更します。
一回の変更はそれほど、大胆なものではないこともあります。
街の看板などに、2つのロゴが併存していても、それほどの違和感がない程度の変更です。
それを2回、3回繰り返すと、相当違ったものになります。
日本でこれをやったのはブリヂストンです。
ブランドが社会の動きにキャッチアップしていくには、ロゴ変更が不可欠です。
また、商標管理から見ると、ロゴ変更のときに、商標の指定商品・役務などを現代化できます。
ロゴ変更を現場の予算だけで賄おうとすると、現場が反発します。余程のカリスマ経営者がいる会社は別として、本社が特別予算を組んで対応すべき事項なんだと思います。
日本企業の中で特別な存在である、SONYブランドのロゴが固定してしまっており、この弊害は大きいなと思っているのですが、今回の機構改革でもエレキ分野のロゴとしてはそのまま継続するようです。
グループロゴだけでも、新しくしないのかなと思ってみています。
日産の説明を見たいなと思います。