代替サービスへ
2020年7月1日の日経に、新型コロナウイルスで、名刺交換の機会が激減し、名刺管理ソフト会社が「オンライン名刺」を作っている、また、若者はSNSに移行する動きがあるという話が出ています。
名刺文化もオンライン 対面急減で代替サービス Sansan、ビデオ会議にQR ウォンテッドリーはアプリで経歴表示 :日本経済新聞
- 日本では、名刺は毎年30億枚が交換されている
- 新型コロナウイルスで交換の機会が激減
- 名刺管理ソフトのSansanやEightは、元々は紙の名刺が起点
- ビデオ会議に対応する機能を設ける。QRコードやURLで名刺情報を参照できる
- ピープルは、経歴やスキルを追加できる
- 欧米では名刺は最後に手渡すか、使わない動きもある
- 代替はSNSのリンクドイン。マイクロソフトの子会社
- 世界で6.9億人。米国では1.6億人が利用
- 所属企業、肩書、学歴、職歴、得意なスキルなどを書き込める。実名が原則
- 企業から直接オファーも。名刺を超えたキャリア形成のプラットフォーム
コメント
名刺管理ソフトは非常に便利です。Eightを使っているのですが、この3年半で750枚程度の名刺をもらい、それをEightに入れました。名前や会社名で検索できるので、非常に重宝しています。
3年前に比べて、認識・変換も相当精度が上がっているように思います。
しかし、コロナ禍でリアルな会議が減っているので、名刺交換をする機会が減っているといます。
JETROの会議や、弁理士会の商標委員会も、ビデオ会議ですので、名刺交換をする機会は激減しています。
SansanやEightが、オンラインでの会議に適した名刺を作ろうとするのは、良く理解できます。
ただ、ピープルのように名刺の情報に少し経歴やスキルなどを追加できるとしても、限界があるような気がします。
履歴書や職務経歴書ほど書けるリンクトインには及ばない感じがします。
リンクトインは、アカウントは作ったのですが、ほぼ使っていません。日本のリンクトインのユーザーは、200万人に留まるようです。
名刺もそうですが、リンクトインは実名ですね。
SansanやEightのオンライン名刺が優勢になるのか、日本でもリンクトインが普及するのか、というところでしょうか。
リンクトインは、外資系に転職したい人などが使うもので、英語で記載というイメージがありますが、日本で本格的に普及するには、日本語化が避けられないように思います。
リンクトインも使い方が変化する時期なのかもしれません。