エコバッグと風呂敷
2020年8月13日の朝日新聞に、7月から始まったレジ袋の有料化で、エコバッグの利用が進み、エコバッグを使った万引きが増えているという話がありました。
- エコバックを使った万引きの被害にあっている古書店
- 専門書や辞書など、高額の商品が多く、痛い
- 練馬区のスーパー「アキダイ」も万引きが1~2割増えた
- 買い物かごからエコバッグに大量に移し替える事例で、被害も多額
- 専門家曰く、エコバッグは怪しまれない
- 万引きでエコバックを使う手口は、以前は1~2割。7月以降は半分近くに
- 2014年のソチオリンピックでは、システム的に不審者をチェック
- 消費者は、会計前にエコバックを出さないこと
とあります。
コメント
7月以降、コンビニでレジ袋が有料になったので、袋は必要ですか?と聞かれると、入りませんと答えるようにしています。
原価が1円未満の袋に3円などの対価をとるのは、高すぎるなという気がします。
今回は、複数の官庁がこのレジ袋有料化を推進しているようです。
役所のパンフレットは以下です。
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/document/pamphlet.pdf
経済産業省や環境省以外に、財務省、厚生労働省、農林水産省の連名になっています。
紙製の袋や、プラスチック製でも繰り返し使用できるものや、海洋生分解性プラスチック、バイオマス素材のプラスチックは、対象外とあります。
しかし、紙の袋も有料化している店があります。本屋では、大量に買っても、紙袋はサービスされず、有料と言います。
これは、今回の制度趣旨を完全に逸脱した行為ですので、取締りがあっても良さそうな気がします。
環境に良くないプラスチックのゴミは削減するというのは理由があるとしても、環境問題と関係ない紙袋の使用まで有料化するのは、どうみても便乗値上げです。
さて、本題のエコバッグですが、上の記事は万引きの問題のことを言っています。レジまでは、エコバッグは広げないように推奨しています。
また、エコバッグには、もう一つ大きな問題があるようです。衛生問題です。
エコバックは、洗濯をしないことが多く、使い捨てのプラスチック製の袋に比べて、衛生的に問題があるそうです。
簡単に、折りたたんで持ち運べて、洗濯も簡単なエコバッグということになると、風呂敷を思い出しました。
風呂敷エコバッグ!マイバッグ・スイカ包みの結び方・作り方 [暮らしの歳時記] All About
ついに風呂敷の時代が来たのではないでしょうか。
大きめの風呂敷と、ハンカチの大きいもの程度の小さめの風呂敷とがあれば、エコバッグとしてし完璧です。