Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

名創優品/MINISO/メイソウ

7年で世界4200店

2020年10月21日の日経に、中国の雑貨店の名創優品(メイソウ)が、ニューヨーク証券取引所に上場し、世界80超の国・地域で、4200店以上を展開し、1万店を目指すという記事がありました。

中国版100円雑貨、本家超え メイソウ 7年で世界4200店、企画力・割安さで急成長 :日本経済新聞

 

とあります。

 

コメント

中国や香港での上場ではなく、ニューヨークに上場というニュースです。はじめから世界を対象にしているということでしょうか。

 

名創優品」という社名で、「メイソウ」というカタカナは、「名創」の日本語読みと分かりますが、「MINISO」はどこから来たのかなと思います。

中国語は「Mingchuang Youpin」となるようですので、「MIN」までは頭から3文字目までですが、その後の「ISO」がどこから来たのかと思います。「ダイソー/DAISO」の後ろの「ISO」からでしょうか。

 

まあ、社名とブランド名が違うとか、中国語(漢字)と英語が違うことはよくあることなので、あまり気にしないということかもしれません。

 

関連で思い出したのは、香港の「優の良品」です。こちらは無印良品を相当に意識しています。こちらは香港に100店と海外を含めて150店とあります。爆発的には成長していないようです。

 

MINISOブランドの歴史などは、Wikipediaにありました。当初は日本を意識していたようですが、現在はノルウェーのデザイナーを入れたりして、日本のダイソー無印良品とは違う方向を目指しているようです。

名創優品 - Wikipedia

 

同社のWebサイトを見ていると、店舗は無印良品ユニクロダイソーのようですが、商品はちょっと日本人離れしていているものがあり、フライングタイガーに近いかもしれません。

Flying Tiger Copenhagen | 日本

 

新聞には、ラッキンコーヒーの破綻が書かれていて、情報公開などの足場固めが重要とありますが、どんどん変わる、変わり身の早さがこの会社の特徴のようです。