平井大臣の話
2020年11月25日の創業手帳のWebサイトで、デジタル庁の平井卓也デジタル改革担当大臣の話を読みました。
デジタル庁平井大臣「日本はデジタル敗戦」「産業界はDX遅れている」「全手続をスマホで60秒以内に完了させたい」DX化に気炎 | 起業・創業・資金調達の創業手帳 (sogyotecho.jp)
- 虎ノ門ヒルズのCICToykoの開所イベント
- 全手続をスマホで60秒以内で完了したい
- 日本はデジタル敗戦。システムがつながっていない
- インフラは普及しているが、DXの進展が遅い
- デジタル庁ではスタートアップの力を借りたい
- デジタル化ではUI・UXの課題
- アイディアボックスでアイディアを募集
- ZIPファイルをやめたのもその一つ
- 産業界もDXをやりきれていない
- 高齢者でも取り残されない「優しいデジタル」を目指す
- デジタル予算の8000億円の多くが維持管理コスト
- 行政システムは、国と地方もバラバラ
- システムはクラウドベースにするのが基本
- 成長率では、DXをやっていない会社は低い
- 産業界もアマゾンのように、内部留保よりは投資して欲しい
- デジタル庁は、ベンダー丸投げにはしない
- スタートアップは、グローバルに打って出てほしい
- Fast「(高速)」「Fair(公平)」「Fun(楽しい)」が大事
というような内容です。
コメント
マイナンバーカードと健康保険証や運転免許証を一つにしたりするのは国の施策でできそうですが、住民票の取得などをスマホでできるようにすることは地方自治体も関係しそうです。
色んなものをつなぐとすると、平井大臣も大変だろうなと思います。
DX(Digital Transformation)、UI(User Interface)、UX(User Experience)、アクセシビリティ(accessibility)など、このあたりが出来ていないということのようです。
また、Mobile Firstの時代になっているので、すべてをスマホで実現する必要があります。
昨日のアクセンチュアや富士通のデザイナーの積極採用も、これを実現するためにあるのかもしれません。
これらは、使いやすさ、分かりやすさが基本となって、デジタルの恩恵を広く社会に浸透させていく施策のようです。
また、デジタルに関して、最近の話題は小中学校にICTの分かるOBを最大9000名派遣し、先生を支援するという記事がありました。
全教員にデジタル指導力 政府目標、専門家9000人派遣 :日本経済新聞 (nikkei.com)
こちらは文部科学省の施策で、授業のIT活用の他に、プログラミング教育も行うようです。
小中学校からIT教育するのは良いことですし、ITの専門家が身近にいると先生方も助かることが多いのではないかと思います。
また、小中学生でプログラミングを学べば、ITスキルのある人材が増えますので、日本の社会全体として、より高度なデジタル化対応、IT化が可能になります。こちらは、レベルアップです。
10万円の配布や、コロナ感染者の統計など、日本のICTの課題が明らかになっているだけに、どちらも時期を得た施策であると思いました。
ちなみに、Go To トラベルは、旅行会社のサイトはいまいちだったのですが、GO TO トラベルのサイト自体は使いやすかったと思います。