MatsukiyoCocokara & Co.
2021年2月26日のJIJI.comで、マツモトキヨシホールディングスとココカラファインの経営統合後の社名が「マツキヨココカラ&カンパニー」になったという記事がありました。
とあります。
少し前の記事ですが、2020年1月30日の日経に、関連記事がありました。
マツキヨとココカラ、21年10月の経営統合発表: 日本経済新聞 (nikkei.com)
とあります。
コメント
店舗名=ブランド=商標は、「マツモトキヨシ」(マツキヨ)、「ココカラファイン」(ココカラ)のままのようです。
「マツモトキヨシ」「ココカラファイン」という正式なブランド、商標も、7音と少し長いかと思いますが、まとまりのある良いネーミングです。また、両社とも「マツキヨ」「ココカラ」と略称されている点も共通します。
今回の経営統合では、店舗名はそのままということで、経営面だけ統合するようです。
各々の略称である、「マツキヨ」「ココカラ」を足し合わせて、「カンパニー」「Co.」をつけるという分りやすいものです。
既に、刷り込まれている名前ですので、「マツキヨココカラ&カンパニー」といっても素直に理解できます
コメントするとすると、英語の「MatsukiyoCocokara & Co.」は、良いのですがCocokaraの初めのCが大文字になっていますが、これは読みやすくするための工夫だと思いますが、登記や社名の表記としては、すべて大文字で記載されることも多いので、「Matsukiyo Cocokara & Co.」とする方法もあったのではないかと思いました。
海外の人にはスペースがあった方が読みやすいのですが、あえて結合させている点からすると、「MatsukiyoCocokara」はワンワードであるという意図があるのかもしれません。
もう一つは、日本語の社名ですが、前株後株の問題はあるにせよ、正式社名には「株式会社」をつけます。
すなわち、
「マツキヨココカラ & カンパニー株式会社」、あるいは、
「株式会社 マツキヨココカラ & カンパニー」となります。
そうなると、「カンパニー」の部分が、意味的には重複します。あまり望ましいことではないのですが、単なる「カンパニー」ではなく、「&」をつけて「& カンパニー」とすることで、共同事業というイメージでており、この部分に意味を持たせている可能性があります。
総じて、良く考えられているなと思いました。