近隣農家の生鮮食品、パンを焼く、日替わり弁当なども
2021年3月5日の日経に、無印良品では、今後、生鮮食品を強化するという話が出ています。
無印良品が生鮮食品: 日本経済新聞 (nikkei.com)
- 無印良品は、コロナ禍で好業績
- アフターコロナも消費志向は変わらない
- 新規店舗で、野菜や果物などの生鮮品を販売
- 大型店舗では、店内でパンを焼き、日替わり弁当も
- 商品の比率を、1割から3割に
- コロナを機に業態転換
- 環境配慮、素材、品質にこだわり、価格は割高に
- 顧客の来店頻度をあげる
- 衣料品や雑貨のついで買いによる販売増、客単価増
- あるいは、食品スーパーの横に出店
- 都市部中心出店から、郊外重視へ
とあります。
コメント
コロナになり、食品スーパーは業績好調です。
一方、コンビニは緊急事態宣言でオフィスへの出社が減ったり、深夜の営業停止があったりして、業績が悪いと聞きます(地域性があると思いますが)。
この点、無印良品は、業績が良かったようです。
今回は、生鮮食料品の強化とありますが、これまでも、袋に入ったお菓子やカレー、パスタソースなどは、少し高いのですが、よく売れているようでした。
レトルトカレーなら、スーパーなら100円で売っているところ、無印良品のカレーは300円ぐらいしますので、高めです。
確かに、品質は良さそうなので、たまに買うには良いかなと思いますが、これを標準にするとコストがかかります。
しかし、それは人それぞれですので、3倍の値段でも、買う人は買うのかなと思います。食費をセーブしたい人と、少しでも豊かな生活という人の違いでしょうか。
冷凍食品や飲料などは、お菓子やカレー、パスタと同じような感じですが、生鮮食品やパンを焼く、日替わり弁当となると、在庫管理なども大変です。
この記事から受けたイメージとしては、オーガニックのお店に近いのかなと思いました。
環境配慮という意味では、成城石井やKALDIとは違うように思います。
近いとすれば「らでぃっしゅぼーや」ですが、リアルな店舗としては横浜元町や藤沢湘南ゲートにある、Bio c’ Bon(ビオセボン)でしょうか。
しかし、Bio c' Bonでは、いろんなブランドの環境配慮型、オーガニックの商品を売っています。
一方、無印良品は、無印良品のブランドばかりですので、商品開発が必要です。ひと手間かかるだけに、販売価格も高めに設定することになるのかなと思います。
パンを焼いているお店があったら、一度買ってみようなかと思いました。