Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

東京五輪マスコット

デザインを一般公募

2020年東京五輪パラリンピックのマスコットが一般公募される。

2017年2月7日付の日経新聞によると、年3月末までに応募条件や審査方法を詰めるらしい。今回は、プロに限ったコンペではなく、年齢制限もなく、プロ・一般・子供が参加できるようにするようだ。

ただし、マスコットは動きにバリエーションが求められるために、応募時に複数のポーズを描き分けるなどの条件がつく見込みとのこと。

 

(参考)

第3回マスコット選考検討会議を開催|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 

一言コメント

オープンな選考過程は、オリンピック・パラリンピックでは必不可欠か。今はやりの地域のゆるキャラの作成時は、どこまでオープンなプロセスで選考しているのだろうか。

法的にいうと、マスコット自体は、著作物であり著作権法の保護対象となる。著作物の調査は商標に比べて難しい。商標面では、マスコット自体は、立体商標にもなるが、そこまでは通常は不要と思う。でも、すくなくとも、マスコットの名前の商標調査、商標権取得は必要だろう。

応募条件がでたら、一度、チェックしてみようと思う。