Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

英語ペラペラのタクシー運転手

4年の独習で 2020年3月23日の朝日新聞(夕刊)に、留学経験のないタクシー運転手が、30歳で英語の勉強を始め、4年でペラペラになったという紹介記事を読みました。 29歳でタクシー会社に就職し、会社の研修で英語の必要性に気づき、勉強を始めたとあります。…

読んでみました

「総理通訳の外国語勉強法」 中川浩一さんという現役の外交官の方が書かれた、講談社現代新書の「総理通訳の外国語勉強法」という本を読んでみました。 総理通訳の外国語勉強法 (講談社現代新書) 作者:中川 浩一 発売日: 2020/01/15 メディア: 新書 著者は、…

ソーシャルディスタンス(感染リスク低減)

各社がロゴで呼びかけ 2020年3月28日のCNN JapanのWebサイトで、欧米の各社がロゴを変更して新型コロナウイルス感染の対応のために、他人との距離をとることの重要性(Social distancing)を訴えていることがニュースとなっています。 CNN.co.jp : 感染リス…

ファミリーマートの経営指導料

複数店舗経営で減額 2020年3月18日の日経にファミリーマートが複数店舗ののオーナーに対して、経営指導料を減額する制度を導入したという記事がありました。 ファミリーマート、店舗の経営指導料減額 複数店のオーナーを支援 :日本経済新聞 複数店舗経営のオ…

シャープ 研究開発合理化

特許半減 2020年3月18日の日経にシャープのコスト削減で黒字化は定着してきたが、研究開発費が減って特許出願の数の半減しているという記事がありました。(上)(下)と2つの記事になっていますが、特許やブランドについての記事は(上)の方です。 シャー…

音楽教室の著作権料

日経の分析 2020年3月22日の日経に、音楽教室の著作権使用料についての東京地裁判決とその控訴に至った背景などに関する記事がありました。 (電子版 Selection)「教師のお手本」に著作権料 音楽教室の味方は世論 :日本経済新聞 新聞記者による判例評釈のよ…

アサヒグループHDとシャープ

食品寄付とマスク生産 2020年3月19日の日経でアサヒグループホールディングスが、1.5億円分の食品を寄付したという小さな記事がありました。 アサヒ、1.5億円分の食品を寄付 :日本経済新聞 新型コロナウイルスの感染拡大で子供の生活環境に影響 全国の子供食…

読みました

アンパンマンの遺書 近くの有隣堂(神奈川県でメジャーな本屋)で見つけた「アンパンの遺書」(やなせたかし、岩波現代文庫版)を読みました。 アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) 作者:やなせ たかし 発売日: 2013/12/17 メディア: 文庫 やなせたかしさんが…

商標における消費者調査

証拠能力についての考え方(決議) AIPPI誌の2020年1月号に商標の消費者調査による証拠について、青木博通弁理士のまとめがありました。 欧州、米国、中国の消費者調査(アンケート調査)についての法令や判例をざっと外観して、日本部会の意見を記載し、201…

不使用取消被請求時の提出資料

大変勉強になりました 2020年1月号の知財管理に、弁理士の大野義也先生が「商標不使用取消請求の答弁書資料の総括ーASEAN及びBRICS-」という論説を発表されています。 不使用取消請求を受けた時にどのような資料を提出すれば、使用があったと認定されて、不…

海外子会社と移転価格税制の論説

知財管理 2019年12月号 知財管理の2019年12月号に「海外子会社との知財関連取引時の移転価格税制に関する問題の考察」という論考がありましたので読みました。知財協会の2018年度のライセンス第2委員会の第1小委員会のものです。 以前の会社で、子会社に対す…

ロレアルやLVMHのコロナ対策

殺菌ジェルの無償配布など 2020年3月19日のWWD JAPANで、ロレアル(L'OREAL)が新型コロナウイルスに対して、ヨーロッパにおいて水性アルコールジェルを大量配布するという記事を見ました。 ロレアルが新型コロナウイルス対策として殺菌ジェルを生産 医療機関…

アポロマークを軸に調整

出光興産のブランド戦略 2020年3月16日の日経電子版に、IDEMITSUの「アポロ」と旧昭和シェル系の「シェル」のマークの統合の話が出ています。「アポロ」マークを軸に新ブランドにするとあります。 出光、給油所ブランド刷新 旧昭シェルと21年統合 :日本経済…

欧州特許出願3年連続最多

日本企業は2%減 2020年3月13日の日経に、2019年の欧州特許出願についての話題がありました。 欧州特許出願、3年連続最多 昨年、日本勢は2%減 :日本経済新聞 特許出願件数は、18万1406件で3年連続過去最多 5G関連などデジタル通信分野が急拡大 ファーウェイ…

インターネット広告が広告の主流に

昨年、ネット広告費がテレビを抜く 2020年3月15日の日経で、インターネット広告が広告の主流になったという記事がありました。 ネット広告費、テレビ抜く スマホ普及で 昨年、「ターゲティング」転機 :日本経済新聞 電通調べ。2019年の日本広告費が2兆円を突…

「型式名の使用と商標の保護」を読みました

知財管理 2019年12月号 知財管理の2019年12月号に出ていた、竹原懋(つとむ)弁理士の標記のタイトルの論文を読みました。サブタイトルに「商標権の効力の及ばない範囲」とあります。 紹介されていた判決は、大阪高裁平成31年2月21日判決、平成30年(ネ)第2…

美容ローラー特許権侵害訴訟 その2

判決の内容 知財高裁のWebサイトに、今回の知財高裁判決と地裁判決の紹介があります。 大合議事件 | 知的財産高等裁判所 判決の要旨 https://www.ip.courts.go.jp/vc-files/ip/file/31Ne10003_yousi.pdf 判決の全文 https://www.ip.courts.go.jp/app/files/h…

美容ローラー特許権侵害訴訟

知財高裁が4億4000の賠償命令 2020年2月29日の日経に、美容機器メーカーのMTG(名古屋市)とファイブスター(大阪市)の特許権侵害訴訟の判決が紹介されていました。 特許侵害の損害、逸失利益で推定 知財高裁が判断 :日本経済新聞 5億円の損害賠償を求めた…

知財紛争 二段階訴訟検討

民事司法制度改革 最終報告 2020年3月11日の朝日新聞に民事司法制度改革の最終報告についての記事がありました。 政府が3月10日に民事司法制度改革の最終報告書まとめ 民事司法制度の国際競争力強化が目的 民事裁判手続きのオンライン化と知的財産権訴訟の改…

ブロックチェーンとRFIDで偽造品排除

日通とアクセンチュアとインテル日本法人 2020年3月9日の日経の一面トップに、日通、アクセンチュア、インテル日本法人が組んで、ブロックチェーンを活用した輸送網を整備に1000億円を投入し、偽造医薬品の混入防止を始めるという記事がありました。 偽造品…

近鉄電車の鮮魚電車

3月13日に運航終了 2020年2月18日の日経夕刊に、3月13日で近鉄の「鮮魚電車」の運行が終了するという記事がありました。 近鉄「鮮魚列車」3月終了 伊勢志摩と関西結び半世紀 (写真=共同) :日本経済新聞 1963年からの国内で唯一現存する行商人専用の「鮮魚…

リクルートの住みたい街ランキング

横浜が3年連続1位で、武蔵小杉が20位に後退 2020年3月4日の日経に「住みたい街ランキング」が掲載されていました。 住みたい街、横浜が首位 武蔵小杉は9位から20位に :日本経済新聞 ランキングは、 横浜(1) 恵比寿(2) 吉祥寺(3) 大宮(4) 目黒(…

シンガポール特許庁長官がWIPOのトップに

中国人の就任を拒む 2020年3月6日の日経に、国連の専門機関であるWIPOの事務局長を選ぶ投票が行われ、シンガポール特許庁長官のダレン・タン氏(Daren Tang)が選出されたという記事がありました。 国連知財トップの中国人就任阻む 日米欧、保護強化へ結束 …

パテントの商標の特集4

「商標情報を利用した知財活動および知財戦略の検討」 パテント誌の2020年2月号の乾利之弁理士の、標記タイトルの論考を読みました。 特許調査というとパテントマップに代表されるような特許力の分析を意味します。一方、商標調査というと当該商標が使用でき…

パテントの商標の特集3

「商標分野におけるAIの今後について」を読んで パテントの2020年2月号の「商標分野におけるAIの今後について」を読みました。トレルを経営していている方(弁理士)と商標の得意な弁理士のお二人の報告ということです。 昨年10月にAI対商標弁理士というイベ…

BMWのロゴ変更

23年ぶりにコミュニケーション用ロゴを変更 2020年3月3日にBMWがコミュニケーション用のロゴを刷新したようです。前回の改定が1997年とありますので、23年ぶりです。 BMWのロゴの特設サイトがあり、「これはプロペラ?」というwebサイトでロゴの意味と歴史を…

特許事務所に勤務して3年が経ちました

出来たことと出来なかったこと、これからやりたいこと 2017年の3月から特許事務所勤務がスタートしたので、この3月で丸3年になります。「石の上にも3年」の3年の期間が終了しました。時が経つのは早いなというのが実感です。 大学時代に同じゼミだった弁理士…

音楽教室の著作権使用料の判決

東京地裁はJASRAC勝訴 2020年2月29日の日経に、音楽教室を運営する約250事業者が、JASRACに著作権使用料の徴収権限がないことの確認を求めた訴訟の判決が、28日にあった旨の記事がありました。 JASRACの著作権料徴収認める 東京地裁、音楽教室敗訴 :日本経済…

北区と中央区の問題

大阪都構想では変更せず 2020年2月27日の朝日新聞に、大阪都構想に関係して法定協議会があり、北区や中央区という名称についての議論があったことご紹介されています。 大阪都構想では、大阪市が廃止され、北区や中央区などになる 東京都北区と中央区の見解…

パテントの商標の特集2

小売等役務制度 昨日に引き続き、パテントの2020年2月号の」「商標」特集を読んでいます。今日は、山田朋彦弁理士の「小売等役務制度に関する事例紹介と今後の課題について(制度導入から十余年を経て)」を読みました。 小売・卸売サービスの登録が始まった…