以前から東芝のPC事業のCMキャラクターは、有村架純さんでした。
dynabook 有村架純さんギャラリー | 東芝PC dynabook(ダイナブック公式)
最近、東芝本体のCMキャラクターが、同じ有村架純さんを使っていることに気づきました。
東芝:ニュースリリース (2018-11-29):コーポレートブランド広告キャンペーンの実施について
一方、家電の東芝ライフスタイルのキャラクターは、広瀬すずさんです。
一般的に、企業のキャラクターは、企業のブランドアンバサダーとなり、企業イメージを左右するものですので、選択は非常に重要です。
同じキャラクターを全社で使うのが普通ですが、東芝ほどの大企業になると、事業分野が多岐に亘るので、事業分野ごとに違うキャラクターを使用するのも、良くあることです。
特に、東芝の場合、家電の東芝ライフスタイルは美的集団の傘下になり、PC事業はシャープの傘下です。PC事業は、社名をDynabook㈱にするとしています。
この意味では、家電が違うキャラクターを使用しているのは、理解しやすいのですが、なぜ、東芝本体が、Dynabook㈱で先行していた有村架純さんを使うかです。
考えてみたのは、
- PC事業と東芝本体は、名称が変わっても、同じ方向性の分野であり、今後とも、関係を維持する意味を込めているとか(東芝本体の意思になりますが)、
- Dynabookは、経営主体も、社名も変わったので、今後は、まったく違う広告戦略を考え始めているとか(例えば、キャラクターではなく、製品デザインをキャラクターにする戦略。すなわち、有村架純さんではなくなる)、
- ブランドスローガンの変更が急な話だったので、キャラクターの選択が間に合わず、今、選択が可能な方で、一番、イメージに近い人を採用したとか、
など、色んな理由が考えられます。
会社の親会社は分かれても、同じTOSHIBAを使う仲間として、キャラクターを共通に使用というなら、家電こそ広瀬すずさんではなく、有村架純さんになるべきですが、それでは無いようです。
まあ、特に、これと言った影響も考えられないので、問題はないのですが、どうしてなのかなぁと思いました。
このあたりも、しばらくすると、理由がわかってくるのだろうなと思います。