ミニー吉野
2017年11月4日の朝日新聞の横浜版で、ミッキー吉野の奥さんが、11月8日から新宿の高島屋で個展を開くという記事を見ました。
- 横浜出身のミュージシャン、ミッキー吉野さん(65)の妻で画家のミニー吉野さん(46)が8日から、新宿高島屋で個展を開く
- 油絵やオブジェなど約30点を展示
- ミッキーさんが音楽を付けた映像作品も展示
- ミニーさんはミッキーさんがリーダーを務める「ゴダイゴ」のファンの集いに2000年に参加
- 仲間とミッキーさんゆかりの店を訪れて本人と知り合い、2007年に結婚
- 「ミッキーの恋人はミニーかな」と画号を決めた
コメント
ミッキー吉野さんは当然知っていましたが、奥さんがミニー吉野と名乗っておられることは知りませんでした。
ミッキーマウスとミニーマウスの関係にあやかって画名を決めたと言っておられるようです。
ミッキーといえば、総理大臣の安倍晋三さんのお父さんの安倍晋太郎と風貌の似ていた、ミッキー安川さんという方もおられました。また、ミッキー・カーチスさんや、ミッキーと名乗る人は他にも沢山おられるのだと思います。
ミニーも同じく、人の名前です。
ただ、ミッキーとミニーがセットになると、どうしてもミッキーマウスとミニーマウスを連想します。
映画会社が映画の主人公の名前を商標登録していることがあります。目的は、商品化権ビジネスでライセンスをするためなのだと思います。別に商標権がなくても、何らかの漫画などの著作物や、ロゴタイプがあれば、商品化権をライセンスできるのですが、一番確かな商標権を取得されることも多いように思います。
ちなみに、J-Plat Patで称呼検索をすると、「ミッキー」「ミニー」では検出されず、「Micky Mouse」「Minny Mouse」では、第41類など多くの商品分類で商標登録がありました。
また、最近は、芸能事務所が、所属するタレントの氏名を商標登録していることもあります。こちらは、タレントに対するコントロールを強化する狙いだと思います。
結婚されて10年ということですので、今までディズニーからクレームがないとすると、すでにディズニー側も承認(黙認)している状態だと思います。
しかし、もし仮に、今からでも、ミッキー吉野さんやミニー吉野さんが、自らの芸名や画号を商標登録しようとすると、ディズニーは、商標登録に異議申立をしてくるかもしれません。理由は、単純に使われているだけの状態と、権利を取得されてしまうことには大差があるためです。
ディズニーではないのですが、昔、映画会社と映画の題号がもめたことがあるので、これってディズニー的にOKなの?と少し思いました。
ディズニーの商標権は、「Micky Mouse」というように「Mouse」がついていますので、ディズニーは「Mouse」までつけないとクレームしないつもりなのかもしれません。