POSデータとカードの購買データから
2020年5月8日の日経に、新型コロナウイルスの感染拡大によって、前年同月比での各種業態の変化が、商品別、業態別などで出ています。
在宅シフトで消費激変 パソコン復権5割増、化粧品は外出減り急減 :日本経済新聞
- パソコン復権(在宅勤務のため)
- 一方、化粧品急減(外出が減っているため)
- スーパーとホームセンターは好調
- 一方、コンビニは苦戦(オフィス街にあるため)
表は1月~4月までのデータを折れ線グラフで示しているので、日経でご覧ください。ポイントになる日は、
- 3月2日の一斉休校、在宅勤務の拡大
- 3月28日、29日の1都4県の外出自粛要請
- 4月7日の緊急事態宣言
ですが、スーパーやホームセンターは、3月2日前に大きな山があります。
一方、パソコンは3月28日、29日の1都4県の外出自粛要請から跳ね上がっています。
コメント
日経には、数字が沢山列挙してありますので、詳しくはそちらをご確認下さい。
さて、4月7日の緊急事態宣言が、消費に影響しているのかなと思っていましたが、実際はその前の一斉休校や、1都4県外出自粛要請から減っているようです。
自粛のアナウンスに対応していることがわかります。
この1都4県の外出自粛要請の4圏とは、東京、神奈川、埼玉、千葉と山梨のようです。
(同じ時期に大阪も外出自粛要請を出しているのでが、なぜ、1都4県としているのでしょうか?もしかすると、この表は首都圏のだけの消費動向なのかと疑ってしまいます。しかし、日経を見た感じは全国の数字のようですが。)
特に、3月初めのホームセンターについての山は、具体的には何を買っていたのでしょうか?すでにマスク無かったと思うので、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、消毒用品でしょうか?
その時は、理解していたことが、1ヶ月、2ヶ月経つと、だんだんぼんやりしてきます。
少し以外だったのは、スーパーは好調なのに、コンビニが落ち込んでいることです。新聞ではコンビニはオフィス街にあるためとありますが、郊外の自宅周辺でもスーパーは混雑していますが、コンビニは人が少なく、土日祝を休みにしているところが多いように思います。
外出自粛で、家にSTAY HOMEしているので、郊外でも駅に向かう人通りが少なく、オフィスと類似の落ち込みになっているようです。
もう少し、駅から離れたコンビニで、もともと地元のスーパーの代用になっているようなコンビニの場合は、落ち込みが少ないのかもしれません。
日経には、はじめて在宅勤務を経験した人が、平時も在宅勤務を取り入れたいと回答しているとあり、この消費動向がコロナ後の営業戦略や商品戦略の道しるべになるとあります。
確かに、在宅勤務をすると通勤の往復2時間以上の時間を節約できます。2時間違うと、睡眠するにせよ、散歩するにせよ、何かを学習するにせよ、何かできそうです。
さて、緊急事態宣言が解除されると、街や観光地は、以前のように人で溢れかえるのか、そうでもないのでしょうか?