Nishinyの商標・ブランド日記

商標・ブランドの情報です。弁理士の西野吉徳のブログです。

商標・ブランドについての気付き

米ヤフー買収

ベライゾンが買収完了 このニュースは、昨年から続いていたもので、新しいものではないようです。ベライゾンによる米ヤフーの買収手続きが完了したことで、 2017年6月14日の日経Web刊にまとめ記事が出ています。 www.nikkei.com 会社が2つに分かれて、中核事…

元号

今は日本だけ 2017年6月11日の日経に「元号」の記事がありました。 www.nikkei.com 内容は、 元号は古代中国で始まった 為政者の交代や政治の心機一転を図る時に改める(改元) 日本、朝鮮半島、ベトナム等で使用していた 中国では、1912年の清朝が滅亡まで…

2025大阪万博招致ロゴ

シンボルマークが決定 大阪万博の招致のシンボルマークですが決まったようです。 案の3つめにあった、絵文字で、笑いを表現したようなマークです。 www.asahi.com 朝日新聞によると、一般投票は6177件で別の作品が最多だったが、デザイナーら7名の選考委員が…

チョコで脳若返りのその後

国が検証を開始 2017年5月22日の日経に、「チョコで脳若返り」という件について、国も検証作業を開始したというものがありました。 前日の夜の日経電子版に同記事があるようです。 www.nikkei.com 問題になっていた件ですが、国(内閣府と科学技術担当大臣の…

色彩だけの商標

MONOとセブンイレブン 2017年5月29日(月)に、如水会館で日本商標協会の定時総会があり、色彩のみからなる商標の講演会があったので、行ってきました。 講演会があり、清水・醍醐特許商標事務所の田邊さんからトンボ鉛筆の「MONO」、カゴメの西平さんから「…

Googleのブランドロゴ表現

Doodle:ブランドロゴの遊び ブランドマネジメントの観点から、Googleで良く話題になるのは、Googleロゴが時々変わること(そのロゴで遊んでいること)です。これは、Doodle(ドゥードゥル)と呼ばれているプログラムのようです。 父の日、母の日、祝日、記…

カラスの警告文

「カラス進入禁止」の警告文 2017年5月16日の朝日新聞の夕刊に面白い記事がありました。岩手県にある東大の研究施設で、施設にある、むき出しになっていたパイプの断熱材をカラスがむしってボロボロにしていたそうです。 そこで、研究者が、「カラス進入禁止…

外国商標を特許事務所に依頼する意味(4)

ライバル では、外国商標で特許事務所のライバルになっているのは、どのようなところでしょうか? 企業形態で、外国商標出願をやっている会社が幾つかあります。これらの会社は、スピード、IT化などを武器にしています。 国内商標出願の代理は、弁理士法によ…

外国商標を特許事務所に依頼する意味(3)

米国出願強化とマドプロ活用 ちょっと、トリビアのような話ですが、特許と全く異なり、企業では、ハウスマークを除いて、アメリカへの商標出願が積極的ではないと感じています。 理由は、いろいろあります。 アメリカにコモンローの権利があり、これで十分で…

外国商標を特許事務所に依頼する意味(2)

バックアップ 特許の年金管理と商標の更新管理は、一見、似ています。どちらもミスをしたら、おしまいです。企業内の話ですが、年金納付のミスがあったときなど、知財の部長さんが、事業部に謝りに行かれるのではないでしょうか。 しかし、年金と更新は、時…

外国商標を特許事務所に依頼する意味(1)

卸売機能原理 国内出願は、自社でやっている会社が多いように思います。最近は、弁理士も多くなり、企業勤務の人も多いですし、国内商標の出願件数が多い会社は、自社で商標担当を抱えていることも一般的です。 しかし、外国商標となると、大手の特許事務所…

行ってきました

初N響(N響ゴールデンクラシック) 昨日、今年のゴールデンウィークのメインイベントとして、妻と二人で、上野公園の東京文化会館大ホールのNHK交響楽団のコンサートに行ってきました。曲目は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調と交響曲第5番ホ短…

権利のための闘争

商標登録異議申立の勧め よくいわれているのは、日本人など農耕民族は権利をコツコツと取得するのが好きで、一方、欧米人などの狩猟民族はコツコツ権利を取るよりも侵害訴訟で権利行使してとか、異議申立とか、争うのが好きという国民性の違いに基づく違いが…

グローバル商標を創る過程で

同意書と共存契約書グローバル商標を作る過程では、余程、独自の長い名称でもない限り、他人の商標との抵触ということが必ず出てきます。 特に良い名前であればあるほど、誰かが先行して使っているので、必ず引っかかります。 そこで諦めると、グローバルで…

外国商標 出願国の考え方

どの国・地域まで出願すべきか? 以前、ハウスマークの外国商標の出願に関して、「商品・サービス」のことを書きましたが、今回は、国・地域を考えてみたいと思います。 現在、商標登録制度のある国・地域は200ほどありますので、民生品なら、200カ国・地域…

商標の普通名称化の防止(その2)

普通名称化の防止活動は「低調」? 商標が普通名称化するという状態は、画期的な新製品(まったく新しいカテゴリー)の商品を売っているということですので、企業にとっては非常に良いことです。営業やマーケティングの専門家などは、固有名詞、代名詞となる…

商標の普通名称化の防止(その1)

商標を形容詞的に用いる? 事務所で薦められて、「米国商標法・その理論と実務」(創英知的財産研究所著、Holland & Hart協力、経済産業調査会)を読みました。ざっと米国商標法の復習をするのに役立ちます。その中で、「商標の普通名称化を防ぐための具体的…

衝突安全装置の普及

弁護士業界へのインパクト 先日、以前の会社の東京地区在住の昔の仲間との飲み会があり、鴨すきを食べに行きました。出席者から色々な話を聞いたのですが、一番、記憶に残ったのが、AI(人口知能)の車での活用の話です。 スバルの「アイサイト」を始め、各…

外国商標 指定商品・役務の考え方(4)

自動車メーカーの事例電機メーカーと同じ耐久消費財に自動車があります。完成品は「automobile(自動車)」なのですが、一万点以上の部品があります。そして部品は補修部品などの形で独立して取引されます。自動車メーカーも電機メーカーと同じように指定商品…

外国商標 指定商品・役務の考え方(3)

45分類、全ての商品分類への出願 前の会社は、実際に使用している商品・サービスの具体記載にこだわった運用でした。一方、総合電機のA社や光学機械のB社のように、登録制度のある国すべてにおいて、全商品・役務の分類で権利取得すること目指している会社も…

外国商標 指定商品・役務の考え方(2)

商品・サービスの粒度 以前の会社の、当時の実務の特徴としては、アメリカやカナダ、英国のような具体的商品を記載する必要のある国だけではなく、一般的にはクラスヘディングで十分という国まで、具体的商品・サービスを記載していた点です。単に使えれば良…

外国商標 指定商品・役務の考え方(1)

ハウスマークの出願 会社の方針によって正解が変わる話なのですが、外国商標の出願について自分として今まで考えていたことを何回かに亘ってご説明します。 外国商標出願というと、ハウスマーク(コーポレートブランド)の商標出願が重要です。そして、商標…

ロゴの英語化(3)

キューピー ロゴの英語化の3つ目です。とりあえず気になったものは、ここまでご紹介した、武田薬品、楽天、エースコックと本日のキューピーです。 マヨネーズのキューピーの日本でのロゴは、見慣れた次のロゴです。 一方、2008年から、海外は、次のロゴにな…

ロゴの英語化(2)

エースコック ロゴの英語化の2つ目です。 ワンタンメンで有名なエースコックのロゴも2015年から変っているようです。 以前のマークは、これでしたよね。子供のころから、個人的にワンタンメンが好きだったので、私にとってもおなじみのマークです。就職のと…

ロゴの英語化(1)

楽天 国内を事業対象としていた企業が、グローバル化して、ブランドロゴを英語化するケースが多くなってきたように思います。気付いたブランドロゴを順番に紹介していきます。まずは、楽天から。 以前は、「赤い〇にの中にRの白抜きの図形」の左右に「楽」と…

Takeda

武田薬品の海外向け商標 時々、東海道線に乗って、辻堂のテラスモール湘南に買い物に行きます。藤沢と大船の間に、メーカーの研究所らしい建物があり、このロゴが建物についています。あまり見たことがなかったロゴです。 湘南研究所 | 研究開発体制 | 研究…